月末の末だからにんじんがないと赤裸々に語ったみかん亭
ま、実際にはこんなのがあったりしたんですけど
太めのにんじん――しりしりにこそ合う、太めのにんじんだったので、使うのがはばかれたわけで
ま、イメージというか、思い込みというか、ポリシーの問題
この一家言。
お料理に取り込むと、いわゆる
なんとか家のなんとか
ができあがるわけで、かなり重要だと思っています。
言い換えるならば
あくなき味への探求
とてつもなく美化するとこう言えないわけでもないのですが、実際にはこんなんなりかねないし
ま、こんなんなる可能性だってないわけじゃないんだけれど、
あ、上は『まさか、暴走!?』で、下は『勝ったな』、ね。
もちろん、そうならない可能性だってあったりはして、今回は、水気が足りなくなっちゃって、作ったもののどうしようというライム塩麹を使って……
写真は半量。
■材料(1~2人分) 乾燥野菜 九州産人参*1 30g A. ライム塩麹*2 小さじ1 A. きざみ(おろし)にんにく 小さじ1/2 A. ごま油 小さじ1 白いりごま 小さじ1
乾燥にんじんは戻す。袋書きのとおり、沸騰した多めの湯に5分以上浸け、ザルに取ったあと、絞って水気を切りました。絞ったあとの重量は72gでした。
よく混ぜたAでにんじんを和え、いりごまをふってサッと和えれば――
できあがり。
写真は半量。
*1 熊本県大津町の吉良食品(株)の乾燥にんじん。40g入り。
*2 ちょっと、ちょっとちょっとなお品
塩麹をつくる時に使う水を全量、業務スーパーで手に入れられる濃縮還元果汁100%のライム果汁に置き替えた試作品。水気少なめにできあがっちゃったもの
乾燥にんじんのライム塩麹ナムルとしては勝ち。
お味には満足なんですけど、
負けなかったな
というのが本音
もちろん、破竹の快進撃をつづける藤井聡太竜王――
だって、連敗しちゃうことはあるわけで、それでも藤井聡太竜王の対局は楽しみで、応援しがいがあるわけで、同様に、みかん亭専属シェフ姫神・亭・みかんだって――否、姫神・亭・みかんだからこそ連勝しつづけられるわけもなく、
よっしゃ、まかせとき。
と、リリーフエースである姫神みかんが、大口を叩いて、大口をあけて胃袋に流し込んでしまえば、亭みかんに負けがつくことなどありえません
あ、いつもは塩とライム果汁にするところを、ライム塩麹に替えたわけだから、乾燥にんじんのライム塩麹ナムルはおいしくいただきました
残念だったのは、ライム塩麹の水気
こちらは、いずれ再チャレンジして満足ゆくものになると信じて疑いません。
それは、また、別の機会に。
ま、これはこれでこうやって使えるんですけど