それを見て、おいしそうだと考えるかたばかりではないのでしょうから、写真は割愛しますけど、

 

ぶりのあらが700gで税別100円ラブ

 

でした

野菜売り場に戻ってみれば、

 

ちょっとしなった大根、1/3本に素敵シールがラブ

 

どちらの神様がおっしゃったのかはわかりませんが、

 

   みかん亭の夕食は、ぶり大根じゃの。

 

と、聞こえた気がしましたグラサン

そもそも、なんとかじゃの――とおっしゃるかたは、はたして

 

おいくつから

 

そうおっしるようになられたのでしょうびっくり

あるいは、お若いうちからそうだったのでしょうか。

 

みかん、気になりますキラキラ

 

   米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会

 

かくして。

かくして、みかん亭の夕食はこうなるのでしたウインク

 

 

みかん亭流 -ぶりあら大根-

   みかん亭では、ぶりがあらだけの場合と、あらと身の場合で作り方が異なります。身を加える場合には別に煮て、煮汁を煮詰める(温め直しの)タイミングで合わせます。

 

■材料(20cm鍋/2~3人分)
  ぶり(あら) 250~400g
  大根 250~400g
  しょうが 20g
A. 清酒 100ml
A. 400ml
  しょうゆ 大さじ3
  砂糖 大さじ2
  本みりん*1 大さじ2
  ゆず皮(ドライ) 本文参照

1 ぶりのあらはできるのならば4cm角ほどに切って*2バットに広げ、ぶりの重量の1%の海塩(分量外/2.5~4g)をふって15分おく。

 

写真は400g

 

ボウルにとって熱湯(1リットル以上必要)をまわしかけて湯霜にする。水でぶりを洗って、ぬめりやウロコを取って汚れを流す。買ってすぐにここまで処理する。すぐに使わないのならば、水気を拭ってフリーザーバッグ(冷蔵保存でも厚めのフリーザーバッグにするのがおすすめ)に入れ、なるべく空気を抜いて冷蔵庫で保存する。

2 大根は3cm厚の半月切りにして、皮を深めに剥く。

3 しょうがは皮つきのまま4~5mm厚に切る。

4 鍋に大根を敷いて、その上にぶりのあらを並べ、しょうがを散らす。

 

 

Aを加え(大根が完全に浸かり、ぶりのあらが少なくとも半分は浸かる分量でなければ、酒を100mlまで加える。それでも足りなければ水を追加する)、強めの火にかけ、沸騰したらアクを取る。

5 落し蓋をして、弱めの中火(ぐつぐつ煮立つくらいの火力)で20~30分を目安に、大根に串がすっと通るまで煮る。

 

 

6 砂糖を加えて溶かし、落し蓋をしてそのままの火力で5分――

 

 

しょうゆを加えて落し蓋をして5分ほど煮る。

 

 

7 1食分のみを鍋に*3残し、多い分は保存容器に*4移す。煮汁も同じ比率で残す。保存容器に移した分は粗熱を取って冷蔵庫または冷凍庫へ。

8 半量に対して小さじ1のゆず皮(ドライ)を加え、落し蓋をして弱めの中火で5分ほど煮て――

 

 

落し蓋を取り、さらに3~4分を目安に煮詰めればできあがり。

 

 

器に盛って、いただきます

 

 

 

*1 お好みで。本みりんならば酒と一緒に、みりん風調味料ならばしょうゆと同じタイミングで加える。

*2 みかん亭では中華包丁を使ってもできませんでした。部位によっては骨切り包丁が必要です。

*3 経験上、何度も温め直すとおいしくなくなるので、煮詰めるのは食べる直前にしています。

*4 大根が重ならない大きさの容器が理想。重なるとベチャベチャになることがあります。

 

 

そして、翌日の夕食のメニューも同時に決まったのでしたガーン

さて、残り――700gのぶりのあらのうちの半分は、はたしてどうなるのか。

 

あまり、考えたくはありませんアセアセ

 

 

 

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