徳島産のすだちが旬を迎えています。
みかん亭付近のスーパーマーケットでも、鈴なりです
あまりのどーんさに、黄色くなりかけているものもみかけられます
割引率はたいしたことはありませんが、それでも素敵シールがペタリとされていれば、それが3%だったとしても手にするのが、みかん亭。
きっとこれもSDGs。
20個のすだちのうち、緑のすだち10個は塩すだちに、黄色っぽくなっているのを含めて10個はすだちシロップにしちゃいましょう
ま、完成までは日がかかりますので、仕込んでみたというお話で、それは
みかんの大器
もとい、未完の大器
徳島産のすだちを、鳴門の海水100%の粗塩で塩すだちにしてみます。
みかん亭では、S&Bの基本の塩レモンのレシピで仕込んでいます。
仕込んだ初日。
■材料 すだち*1 10個 塩*2 本文参照 ローレル 2枚 黒胡椒(ホール) 小さじ2(1.6g)
すだち*1は洗って水気をしっかり拭い、上下を切り落として6つに割る(切り方はお好みで)。重量を測ってボウルに入れ、25%*3の塩と、切れ目を入れたローレル、黒胡椒(ホール)を加え――
サッと混ぜ合わせたら、全体がしっとりするのを待つ。
煮沸消毒した瓶に移し、軽く蓋*4をして常温(冷暗所)に3日ほどおく。この間は、最低一日に一度は混ぜ、ビニール手袋などをして、すだち*1が果汁に浸るように押しつけて、軽く蓋*4をする。
3日ほどして、すだち*1が完全に果汁に浸るようになれば、冷蔵庫に移して、1週間ほど待つ。1週間ほどで使えるようになるそうですが、みかん亭では3週間~1ヶ月、時折瓶をシェイクして待って使います。
ひとまず250mlのガラス瓶2本に仕込んでいますが、冷蔵庫に移す際には、250ml瓶1本にまとめる予定です。
*1 徳島産すだち。10個で244g、上下を切り落とした状態では215gでした。
*2 徳島産の鳴門の塩を使ってみました。鳴門塩業の鳴門の海水を使った大粒のあらじおでいたが、なぜか鳴門塩業の商品紹介にはリストされていません もしかしてパッケージがこれに変わったのでしょうか
*3 塩分濃度が高くなるほど長期保存しやすくなります。みかん亭では25%でじっくりつくるのが通例となっていますが、塩分濃度は10%ほどでフードプロセッサーでガリガリしちゃうのも作ったりします。以下は塩レモンの場合の黒歴史過去記事です。
*4 常温においている間は蓋は軽く。きっちりは締めません。
で、すだちシロップもみかんの大器未完の大器のはず
仕込んだ初日。
■材料 すだち*1 10個 氷砂糖*2 本文参照
すだち*1は洗って水気をしっかり拭い、上下を切り落として4つに割って(切り方はお好みで)――
重量を測って、同量の氷砂糖*2を準備する。
煮沸消毒した瓶にすだちと氷砂糖をほぼほぼ交互に入れて、一番上は残りの砂糖で蓋をして蓋を軽く締めて冷暗所へ。
一日に1~2回は状態を見て、マメに瓶を揺すって混ぜ合わせる気持ちで10日から2週間待って――つづく
梅シロップの場合にはこんな処理をして仕上げますが――。
すだちシロップも梅シロップ同様に火入れをして完成とします。(2021.12.06 追記)
ひとまず370mlのガラス瓶2本に仕込んでいます。
*1 徳島産すだち。上下を切り落とした状態では220gでした。
*2 お好みの砂糖でお試しを。
そして。
栗もシーズンを迎えています。
渋皮煮にされたみなさま、おいしそうです
で。
格安で手に入れた地元産の栗――
ですが、手が回らず、天日干しされて――
新聞紙で包まれ、ビニール袋に入れられて――
冷蔵庫で出番を待っています
――つづけく。