はたらけどはたらけど
猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る
確か、石川啄木の一握の砂の一文だったと思う。
石川啄木がそう読んだその真意は、やっぱり推測でしかはかれないのだろうと思うし、どう捉えてどう解釈するかの模範解答はあるのだと思うけれど、個人の考えがあってよしだと思う。それに対して○だとか✕をつける国語が、みかんは嫌いだった
もちろん、根がブラックなみかんだから、優等生然として解答欄に求められているものをしらっと書くくらいの芸当はやってのける
その裏で、石川啄木というひとの成り立ちを知り、このような文章を書いたその理由なんかに興味を持ったりしたのは、さて、どのくらい前のことか。
ま、みかんは17歳だから、そう遠くない過去のことのはず
そして今、みかんはこんな気分
はたらけどはたらけど
猶わが生活楽にならざり
ぢっとキッチンを見る
実際には、はたらけどはたらけどほどには働いていないし、仕事とあたしどっちが大事なの――仮にそんな問いを投げかけられたら
あたし
と即答しちゃいたいくらいのスタンスなんだけれども、実際にそう答えられるかはわからないし、
そもそもそんな問いは妄想のなかだけのものだから心配無用
だったり
さて、みかん亭にはこんなものもあったりします。
クイジナートのハンドミキサー。
いえいえ、外箱だけじゃありません。ほらっ。
クイジナートのサイレントパワーハンドミキサー。
ま、これは誕プレで友人からいただいたもので、みかんが買ったわけではないけれども、結局は友人には相当か、格好つけて相当以上のものをプレゼントするわけで――
もちろん、プレゼントをするというのは、楽しいことだし、大好きだし、
友人の喜ぶ顔を想像しながら選ぶというのは実に楽しくてワクワクする。
きっと友人も、そんな想いで選んでくれたハンドミキサー。
実はみかん亭では、こんなミキサーを使って――
いたんだけれど、うるさくてうるさくて、お休みの日中にしか使えませんでした
そんな話をしたのはここ一二年のことじゃないんだけれど、静かなハンドミキサーがあるという噂を聞いて、実際に試してみて決めたんだそう。
で、実際に使ってみれば――
みかんのハンドミキサーの概念を覆すほどの静かさ
これまで使っていたハンドミキサーのモーター音とは比べものにならず、ボウルにガシャガシャするほうがうるさいくらい
動画の7'08"くらいで使われています。
ビーターは一種類――
で、別売りもないんですけど、みかん亭では不都合はありません。
ま、お菓子などをつくり始めたらどうなのかは未知数ですけど
ビーターを保管するケースもついていませんが、そもそも一種類だけなので、不便さは感じません。
静かだとは言え、丑三つ時あたりに使う勇気はありませんが、モーター音にストレスを感じられているのでしたらご検討をおすすめします。
お値段には結構幅があるようですのでご留意を
さて。
みかんへの誕プレのように書いてしまいましたけど、
亭ちゃんへ、だからね
と、みかんと同じ生年月日の亭みかんへのプレゼントなのだと念を押されたことを、今、思いだしました
そう言えば学生時代の誕プレといったら、老いも若きも男も女も――
みんなチョコレートで誤魔化しやがったをくれたのでした。2月14日生まれのサガですね