晩秋から初夏までは高知県産が、初夏から晩秋までは千葉県産が流通するししとう。
ま、これはみかん亭付近でのお話で、みなさまのお住いで通用するのかは存じ上げません
一年を通してスーパーマーケットで見かけますが、やっぱり千葉県産が出回る頃がもっともお安いようです。あ、これもみかん亭付近でのお話で、みなさまのお住いで――
パック販売で、1パックのお値段は一年を通して100円程度と安定しているので、高い安いという判断はそのパックの大きさで判断していますが、6月に入る頃から1パックの大きさはどんどん大きくなって、8月始め頃には
えーっという大きさ
になります。もちろんこれもみかん亭付近でのお話で、みなさまの……はい、ここまでにします
さて、ししとう。
日本食品標準成分表2020年版(八訂) によれば、ししとうには、水溶性のビタミンC(57mg/100g)、ビタミンB6(0.39mg/100g)、カリウム(340mg/100g)、脂溶性のβカロテン(530μg/100g)、ビタミンK(51μg/100g)などが含まれていて、脂溶性の栄養素は油で調理して、水溶性の栄養素はその汁ごと摂れ――などとも言われています。
8月も終盤とはいえ、夏野菜はまだまだ流通しています。お値段のほうはちょっと躊躇するものもありますけど
本来ならば、夏野菜の揚げびたし――カラフルな揚げびたしにしたいところではありますが、
みかん亭の月末の火の車度はご存知のとおり
ですので、ししとうのみで我慢します
■材料 ししとう 100g 揚げ油*1 適宜 A. だし汁*2 300ml A. しょうゆ 大さじ2.5 A. 本みりん 大さじ2.5
鍋でAをひと煮立ちさせ、粗熱を取る。
ししとうはヘタを短く切り揃えるか、クルッと回して取って、縦に包丁を入れる。
170~180℃に熱した油で
を揚げて油を切る。
熱いうちにに漬け――
粗熱がとれるころが一番キレイにいただけます。こちらは冷蔵庫でひと晩おいたもの。
鰹節どーんでいただきます
みかん亭では揚げ油にひまわり油を使うのが常でしたが、太白胡麻油も好んで使うようになりました
揚げもの用の油についての記事をペタリしておきます。
油も奥が深く、調べれば調べるほど、試せば試すほどハマるような気がします
いろいろ試した挙げ句、加熱用にはひまわり油、太白胡麻油、ピュアオリーブオイルを、風味づけにはごま油とエキストラヴァージンオリーブオイルを揃えているのですが、つい最近
お肉を焼くのにはラードや牛脂よりもココナッツオイル
なんて話を聞いてしまったので、これも――
仲間入りしています
ま、こういったものが火の車度をあげているのですが……
揚げてキレイな緑のししとうを――なんて考えていたんですけど、結局、翌朝に蒸したのと変わらない色合いのものを――
いただくことになりました