空心菜。
一般的にクウシンサイと呼ばれるけれど、
空芯菜
こちらは登録商標なんだとか言われちゃうと、かなり驚きます
芯が空洞だから空芯菜――なんかこんなふうに覚えてましたので
ま、農水省のLet's農業 Vol.19 (PDF)にはえん菜が取り上げられていて――
ヒルガオ科のサツマイモによく似ていますがイモはできません。茎が空洞になっていることが空芯菜と呼ばれる由来です。
とか書かれているのを見てしまうと、うーんと唸りたくなる。実際に声に出したのは
えーっ
だけれども
ググるくんの協力を得ても、みかん的には納得できる記述は見つけられなかったんですけど――。
で、空心菜。
みかん亭地方では、めったにお目にかかれない貴重なブツですので、
純度高めでカチコミ
ます
もとい、シンプルに炒めます
先日の週末、みかんが何を見ていたかおわかりでしょうか
■材料 空心菜 100g にんにく 1カケ 赤唐辛子 1本 A. 清酒 大さじ1 A. ナンプラー 小さじ1 砂糖 小さじ1/4 太白胡麻油*1 大さじ1 ごま油 大さじ1/2
空心菜は4cmのざく切りにして、10分ほど水に放つ。にんにくはみじん切りに、赤唐辛子はハサミで小口切り(輪切り)にする。Aは合わせておく(砂糖も合わせてしまっても構わない)。
フライパンに太白胡麻油*1、にんにく、赤唐辛子を入れて中火にかける。
香りが立ち、赤唐辛子の赤が油に移ったら空芯菜を加えて炒める。茎と葉は時間差で入れるのが葉物の炒めものの基本だが、どーんで構わない。
空芯菜がしんなりしてきたら砂糖をふって炒め合わせ――
Aをフライパンの縁から回し入れ、しばし待ってからサッと炒め合わせる。仕上げにごま油を回し入れて煽ればできあがり。
*1 仕上げにごま油を回し入れるので、クセのない油。
ニチレイのほほえみごはん には空芯菜の炒めものの特集が組まれていて、参考になります。
強火を推奨されているように見えますが、ニチレイのほほえみごはん の記事でも強火にしているのはごく短時間です。
強火を推奨しているフライパンならよいのですが、最近は鉄製のフライパンでさえ、中火以下で使うようにと明記されている商品が多く、フライパンをきちんと温めてから調理を開始するほうが重要なのではないかというのが、みかん亭の私見です。