麻婆春雨。

 

ま、あちらこちらから出ている麻婆春雨の素を使えば、誰でもおいしくできてしまうんだけれど、久しぶりに中国からの留学生が作ってくれたレシピで作ってみようと思う亭みかんに作ってもらおうと思うてへぺろ

 

   みかんちゃん、豚ひき肉は

   グラサン

   冷凍庫の豚肉をミンサーで挽けってこと  それともダブル包丁でチタタプ

 

再び登場のチタタプするアシリパさんと、それを見守る不死身の杉本

   野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

 

   グラサン

   ああ、アレ使えってことね

 

そう。

アレの出番。

 

 

そう。

これ。

 

 

右側のやつニヤリ

まーね、ヘルシーなんだろうけれど、単純にお肉の代わりにするには難しいやつ。

 

となれば、肉碎炒粉絲――春雨とひき肉の炒めものだと教わったそれは、

 

大豆肉碎炒粉絲

 

と命名したいところだけれど、そんなお料理が中国にあるのか、はたまた、そう注文して何が出てくるのか、あるいは単に訝しがられるだけなのか、考えると

 

みかん、ニヤニヤが止まりませんグラサン

 

 

みかん亭流 -大豆肉碎炒粉絲-

   本来ならば豚粗びき肉 100gを使うレシピです。

 

■材料(3人分)
A. 粒状大豆たん白*1 30g
A. 甜麺醤 大さじ1
A. しょうゆ 小さじ2
A. 紹興酒 小さじ2
A. ひまわり油*2 小さじ2
  中国春雨*3 70g
  長ねぎ 30cm
  豆板醤 大さじ1/2
  しょうゆ 大さじ1
  紹興酒 大さじ1
  味覇*4 小さじ2
  200ml
  いりごま 小さじ1
  ひまわり油*2 大さじ1+小さじ2
  ごま油 小さじ1

1 粒状大豆たん白*1は、300mlの水に20分ほど浸して戻す。2~3回ほど振り洗いして水気を切る。

 

 

2 フライパンにひまわり油*2(材料A)を熱して1を炒める。油が回ったら紹興酒を振り、甜麺醤としょうゆを加えて炒め合わせ、水気がなくなれば取り出せば、炸醬のできあがり。甜麺醤を加えた後は焦げやすくなるので注意。

 

写真は1.5倍量の大豆ミート(粒状大豆たん白*1)を使い、調味料も1.5倍しています。

 

3 長ねぎはみじん切りにする――縦半分にし、端を5mmほど残して更に縦半分にしてから、5mm幅に切る。中国春雨*3は指定の方法で戻す――熱湯で3~4分、芯がなくなるまで茹でて水洗いする。使用直前まで水につけておく。

4 フライパンにひまわり油*2 大さじ1を熱し、豆板醤を加えて弱火で炒める。香りが立ち、油が赤くなれば2の炸醬を入れて中火にして炒め合わせる。

 

 

5 水を鍋肌から回し入れ――

 

 

沸騰したら紹興酒、しょうゆ、味覇*4を加えて混ぜ、煮立たせる。水気を切った中国春雨*3を加える。水気が減ったら長ねぎ、いりごまを加えて混ぜ、鍋肌からひまわり油*2 小さじ2を回し入れ、水気がなくなるまで待って火からおろす。

 

 

6 ごま油を回し入れて混ぜればできあがり。

 

 

 

にんにく、しょうがはお好みで追加してください。みじん切りならば、豆板醤と一緒に加えます。

*1 大豆ミート。フジサワの粒状大豆たん白大豆からできちゃいました! ミンチタイプを使いました。

 

 

*2 米油、太白胡麻油などクセのないもの。

*3 甘藷でん粉、馬鈴薯でん粉などで作られたもの。みかん亭付近では京の乾物屋・山城屋のものを見かけます。130gで税込み150円弱。

 

 

*4 中華スープの素や鶏ガラスープの素、中華だしなど。

 

 

豚ひき肉を使うところを、単に大豆たん白に置き換えただけなので、豚のひき肉ならばまとまる味も、そうは問屋が卸してくれないようですガーン

ごはんにどーん――つまり、どんぶりものにすればガツガツいけちゃうんですけど。

 

調味料の分量を調整するよりも、なにか具材を追加したほうがよさそうな気もしますが、さて何にするか――悩みどころですもやもや

――と、うちのシェフ亭みかんが言い訳していますてへぺろ

 

なんにせよ、ファイナルアンサーは、まだ遠く彼方のようです。

 

 

 

   大豆肉碎炒粉絲――大豆とひき肉と春雨の炒めものが出てくるかもよ

 

はたして、亭みかんの推理やいかに。

 

   事実が真実と一致しない限り、真実はいつもひとつ――とは限らないよ。

と、某名探偵に喧嘩を売ろうと画策している友人とは、いまも仲良しのまま――だったりしますニヤリ