例えばレシピのなかに
みそ 大さじ1
と書いてあったとしても、どんなみそを使うのかによって味が変わるのはご存知のとおり。
みかん亭では今年――2020年初めまでは紅一点の北海道白粒
でしたが、いくつかのお味噌を経て、今は主にマルコメの糀美人
を使っています。もちろん、紅一点の北海道白粒に不満があったわけではなく、亭みかんの興味本位によるもの
ま、お味噌汁はほとんどインスタントなので、そんなに減らず、持て余し気味
そんななか、
イさんちのアジュンマに教わったテンジャンチゲ、久しぶりに食べたいでしょ。
という亭みかんの口車にのせられて、ついに
を買ってしまいました。だけでなく、トッペギさえも
それでも、手に入りづらいものもあるので、イさんちのアジュンマのレシピは
再現できない
んですけど
そして、何よりみかん亭では、お肉をガンガン食べてからのごはんとテンジャンチゲではなく
初めにごはんとテンジャンチゲありき
なのが悔やまれるところ
さらに今回は、イさんちでは必須とされる
あさりの代わりにあさりダシダ
で作ろうという試み
■材料(トッペギ3合 14cm/1~2人分) あさり*1100g*1C. 絹豆腐 150g A. じゃがいも 1/2個(45g) A. ズッキーニ*21/4本*2A. たまねぎ 1/2個 C. えのきだけ 1/2束 C. しいたけ 1枚 長ねぎ 7~8cm A. 青唐辛子(生)*31本*3A. 赤唐辛子(生)*31本*3B. テンジャン 大さじ1 水 250ml A. あさりダシダ*1 小さじ1/2*1 A. いりこダシダ 小さじ1/2 A. おろしにんにく*4 小さじ1*4 A. コチュジャン*5 小さじ1*5 ごま油 小さじ1
じゃがいもは皮を剥いて2cm角に切って水に放つ(10分間)。
ズッキーニ*2はお好みで皮を剥いて2cm角に、たまねぎは1cm幅に切る。ズッキーニ代わりのきゅうり 1/2本(分量外)は1cm幅の斜め切りにする。
えのきだけは石づきを落とし、お好みで半分に切る。しいたけは1cm幅のそぎ切りに、長ねぎは1cm幅の斜め切りにする。
青唐辛子(生)*3、赤唐辛子(生)*3は5mm幅ほどの斜め切りにする。
鍋に中火でごま油を熱し、じゃがいも、たまねぎ、
ズッキーニ*2を炒める。
水を加えて強めの中火にする。沸騰したらアクをとって、Aを加える。再沸騰したら弱めの中火にして、7~8分煮る。
Bを加えて溶き、2~3分煮たら、Cとズッキーニ代わりのきゅうり(分量外)を入れ、アクを取りながらさらに3~4分煮ればできあがり。
*1 あさり砂抜きして使いますが、みかん亭では通常は業務スーパーの冷凍あさり(むき身)を使います。常備品ですが、今は冷凍庫に余裕がありません。Cと同じタイミングで加えるか、Aと一緒に入れて沸騰したら取り出すかはお好み次第。ただし、今回はあさりダシダで代用 あさりを入れる場合にはあさりダシダは使いません。
*2 訳あって今回はきゅうり 1/2本で代用します。
*3 今回は使わず。コチュジャン 小さじ1で代用します。
*4 またはにんにくスライス 1カケ分。
*5 生唐辛子があればコチュジャンは使いません。
日本のお味噌で作るほうが日本人好みの味なのかも知れません――というか、みかん亭ではテンジャンチゲにもいつも使いのお味噌で、おいしくいただいていましたし、そもそも
ふつうのお味噌汁にコチュジャンを足したり
することは珍しくありません。というか、インスタントのお味噌汁にもコチュジャンをぶちこんで――一杯に対してコチュジャンはおおよそ小さじ1/2~1ほど――まぜまぜしてたり
韓国食大好きなみかんですが、金属製のごはん茶碗とスプーンと箸は苦手です
あさり、入れて下さい
豚汁に豚肉が見えなくてもおいしさは変わりませんが、満足感が足りないのと同じ理論です