例えばこんなふうにわさわさした
葉っぱをつけた大根が100円だったとしたら、
ついつい買い物かごに
入れてお持ち帰りしまうのはみかんだけではないはず。
例えば、前日に葉っぱがちょびっと残った大根を128円で買っていたとしても――
そうだと言って―
みかんが二日続けて大根を――それも二日目は葉っぱわさわさに魅了されて買ってきた――と書いただけで、みかんと亭みかんの間でどんな会話がなされたのか
ぴぴん
となられたみなさまも、きっとお二方くらいはいらっしゃることでしょう
はい、お二方とも正解
前日のちょびっとの葉っぱは
になりました。そして、わさわさの葉っぱはペーストに。
■材料(350ml瓶) 大根葉*1 1本分(170g) A. にんにく 2カケ(8g) A. ローストアーモンドダイス*2 2袋(30g) B. 粉チーズ*3 25g B. アンチョビフィレ缶*4 1缶(18g)*4 C. エキストラヴァージンオリーブオイル 100ml 塩 適宜
大根葉は葉のみ摘み取って(茎を含んで170gだったものが65gになりました)、よく洗って水気を切る。キッチンペーパーなどで丁寧に拭って、適当に(本当に適当に)千切る。
にんにくは縦半分にして芽を取り除く。大きければ竹べらなどで潰す。
フードプロセッサーにとAを入れてスイッチオン*5。材料は何回かに分けて入れます。
馴染んだらB(アンチョビフィレ缶*4は油ごと)を加えてスイッチオン*5。
馴染んだらオリーブオイルを3~4回に分けて入れてスイッチオン*5。みかん亭では30ml、20ml、20ml、20mlの最大4回に分けて加えます。いい感じになったら100mlに満たなくてもできあがり。いい感じにならなければ少しずつ更に加えます。必要ならば塩(小さじ1/8くらいまで)を加えて撹拌します。
そのままお料理に使うのがベストですが、保存するならば、煮沸消毒した瓶(350mlほど)に底をトントンしながら詰め、表面をエキストラヴァージンオリーブオイル(分量外)で覆うように加えて蓋をして、冷蔵庫に入れます。
きゅうりとトマトとモッツァレッラのカプレーゼ風
*1 摘み取った葉は65gでした。茎は4cmに切って1%の塩を溶かした熱湯で40~50秒茹でて水気を切って、
焼うどんにしました。
茹でうどんでジェノベーゼのパスタっぽくしたのも作りたかったのですが、ソースを乳化できませんでした。何をてんぷんとして使うかだけなんですけど
*2 松の実か、80歩ほど譲ってくるみを使いたいところですが、訳あって、セリアのローストアーモンドダイス(1袋15g)を2つ使いました。くるみなどを使う場合には炒ってから使います。
*3 パルミジャーノ・レッジャーノか、ペコリーノ・ロマーノをチーズグレーターでシャッシャして使いたいところですが、訳あって、いわゆるパルメザンチーズを使いました。
*4 ダイソーやタイミングによってはカルディで扱っているトマトコーポレーションのアンチョビフィレ缶(固形量18g、カタクチイワシのひまわり油漬け)を油ごと使います。
*5 もちろん、いい感じになったらスイッチオフ。連続運転時間に注意。
さて、二本の大根。
その後、一本はだし煮や大根おろしに変わり、主食としていただきましたが、一本は
新聞紙でグルグル巻かれて
今か今かと出番を待っています。
100gあたりのカロリーが18kcalで糖質は3gほど
などと良いところを並べられたとしても、亭みかんの頭のなかは大根でいっぱい、みかんのおなかは大根でもういっぱいです
大根だけのおでんにしよう
――今晩には亭みかんがそう言い出すのは、既定路線のようです。亭みかんの目を見ればわかります