一般的にカラヒ(ィ)と言えば、インド亜大陸、特にパキスタンやアフガニスタンあたりの鉄鍋料理とされている。

実際には英語表記のKarahiは鉄鍋を示す単語の様子。決して

 

辛くてヒイヒイするからカラヒィ炎

 

と呼ばれているわけでは

 

なさそうだてへぺろ

 

そして、お肉を使うと、Karahi Gosht、またはKarahi Ghoshtと呼ばれるそう。

Goshtは単に肉を示すのだけれど、肉といえばほぼほぼ羊肉か山羊肉で、山羊肉とマトンは渾然一体として食べられているとか、いないとかアセアセ

つまりは、羊肉を使った鉄鍋料理はカラヒ(ィ)・ゴシュトになるらしい。

ま、いつもの受け売りだけれど、インド亜大陸を旅した友人から小耳に挟んだ話だから

 

78%ほどには信じているお話ニヤリ

 

で、丸底の鉄鍋が使えないみかん亭のキッチンで、ウォックパンを使ったものをカラヒ(ィ)と言っていいのか

 

かなり悩む

 

けれど、そこはそれ、いつもの”魔法の一文字”を追加すれば解決するお話てへぺろ

 

 

みかん亭流 -なすのカラヒ・ゴシュト風-

 

■材料(2~3人分)
  ラム肉*1 200g
  たまねぎ 1/2個
  パプリカ(赤) 1/4個
  パプリカ(黄) 1/4個
  万願寺とうがらし 4本
  なす 3本
A. クミンシード 小さじ1/2(1.0g)
A. コリアンダーシード 小さじ1/2(0.8g)
B. おろししょうが 小さじ1/2
B. おろしにんにく 小さじ1
C. ターメリックパウダー 小さじ1/2(1.4g)
C. パプリカパウダー 小さじ1(3.4g)
C. カイエンペッパー 小さじ1/2(1.4g)
C. 小さじ1/4
D. トマトピューレ*2 200g
D. 150ml
D. 牛肉ダシダ 小さじ1
D. レモン果汁 小さじ1
D. ヨーグルト 50ml
D. カレーリーフ ふたつまみ
  ガラムマサラ 小さじ1/2
  粗挽き黒胡椒 少々
  コリアンダー(パクチー)*3 適宜
  オリーブオイル 大さじ1

1 たまねぎは薄切りに、パプリカは縦7~8mmに、万願寺とうがらしは1.5~2cmの斜め切りに、なすは2cm厚の輪切りにする。

2 鍋にオリーブオイルとAを入れて中火にかける。ジワジワし始めたらたまねぎを入れて火を強めて炒める。

 

 

3 たまねぎがしっとりしてきたらBを加え、少なくとも薄茶色になるまで炒める。(トマトピューレではなくトマト缶を使うならばここで投入。1分ほど炒め合わせる。)

 

 

4 中火に戻し、Cを加えてなじむまで炒め合わせたら、ラム肉を入れて絡めるように炒める。

 

 

もったりし、肉色が変わったらDを入れて混ぜて弱火にし、蓋をして10分(ひと口大に切ったブロック肉ならば15分ほど)煮る。

 

 

5 なすを加え、再び蓋をして5分煮る。

 

 

6 蓋をとって火を強め、水気を飛ばしながら煮る。ほぼお好みの水気になったら、万願寺とうがらし、パプリカを加えて蓋をし、3分ほど煮る。

 

 

7 ガラムマサラを入れて混ぜ、胡椒で味を調え、パクチーを加えてサッと混ぜればできあがり。

 

 

器に盛って、めしあがれ。

 

 

ひらめき電球

*1 35%引きになっていたジンギスカン用の切り落とし肉を使いました。

*2 トマト缶なら投入タイミングを変える。

*3 ドライパクチーを使いましたが、フレッシュがあればフレッシュで。

 

 

   カレーと何が違うのさ

 

   そもそもカレーって料理はあっちにはないよ。

 

なんて話をしながらあっち――インドだったかネパールだったかパキスタンだったかアフガニスタンだったかバングラデシュだったかブータンだったかのお料理を食べた記憶があって、

 

東インド会社がうんぬんかんぬん

 

激論を交わしたはずなのだけれど、この話がどこに着地したのかは今となっては

 

全く思い出せないアセアセ

 

みかんがお店で食べたカラヒ(ィ)コレ

 

 

に近く、野菜は入ってなかったんだけど、

 

おいしいラム・カラヒ・ゴシュト(ラム・カレー

 

と書いてありますびっくり

 

 

 

が届いたら、亭みかんと仲良く勉強しようと思います。