本来は牛頬肉を使うと噂のカルボナード

 

ざっくり言えば、

 

カルボナード=お肉のビール煮

 

らしく。

となれば、

 

冷蔵庫にある豚バラ肉でもカルボナード

 

じゃん―とばかりにそそくさと亭みかん、調理を開始。

てか、

参考にさせていただいたレシピ

 

   ビールで煮込むベルギー伝統料理・豚肉のビール煮 (有限会社関口肉店)

 

では豚肩ロースを使っているから

 

すでに大義名分、揃い踏みグラサン

 

 

みかん亭流 -豚バラ肉のエール煮-

 

みかん亭ではもちろんワンプレートではなく、ワンドンブリ

■材料(2~3人分)
  豚バラブロック肉 400~500g
  玉ねぎ 1個
  ベーコン 80g
  オリーブオイル*1 大さじ1/2
  エール*2 350ml
A. キャトルエピス*3 小さじ1
A. ローリエ 1枚
A. マジョラム*4 小さじ1/4
A. ローズマリー*4 小さじ1/4
A. 黒胡椒 10粒
A. 小さじ1
B. マスタード 小さじ1/2
B. きび砂糖 大さじ1.5
B. 薄力粉*5 大さじ1
B. バルサミコ酢 大さじ1.5

1 豚バラ肉は5cm幅に、玉ねぎは1.5cm角に、ブロックベーコンは1cm厚に切る。スライスベーコンなら2~4cmに切る。

2 フライパンを熱し、豚バラ肉の脂身を下にして焼く。フライパンの材質によってば少量のオリーブオイルを敷く*1。焼き目がついたら裏返して、両面に焼き目をつける。

 

 

3 豚バラ肉を取り出して、玉ねぎ、ベーコンを入れて、具材が透きとおるまで炒める。

4 鍋に、豚バラ肉と3を入れてエール*2を注ぐ。

 

 

Aを加えて中火にかけ、沸騰したらアクを取って、蓋をして弱火で45分煮たら火からおろして30分休ませる。再び弱火で45分煮る*6

 

 

5 Bを加えて、時折鍋底から大きく混ぜながら30分ほど煮ればできあがり。マッシュポテトを添えて、いただきま~す 

 

 

ひらめき電球

みかん亭流 -マッシュポテト-
■材料(2~3人分)
  じゃがいも 2個(@120g)
  無塩バター 大さじ2
  牛乳 80ml
  小さじ1/4

 

1 鍋に洗ったじゃがいもを入れ、水をじゃがいもが半分強浸るまで加えて、蓋をして中火にかける。ふつふつし始めたら弱火にして30分茹でる―レンチンで短時間でできますが、熱の入り方が違います。お時間があるときにお試しあれ。

 

 

2 じゃがいもの皮をやけどに気をつけて剥いて

 

 

マッシュ、マッシュ、バターを入れて、マッシュ、マッシュ。

 

 

3 牛乳を少しづつ加えながらマゼ、マゼ、マゼ。お好みの柔らかさになるまで、マゼ、マゼ。

4 塩で味を調えればできあがり。お好みで生クリームを加えてクリィミーマミマシに。

 

 

 

*1 フライパン保護の都合。バラ肉ならば油をひかずに脂身を下にしてフライパンにかければよい。

*2 欧州ではビールではなくエールで煮るとの格言にのっとって、奮発してエビスのプレミアムエールを使いましたが、経験上、発泡酒でも大差ないと考えています。

*3 みかん亭ではネコポスで翌日、遅くても翌々日には届くスパイスラックさんのキャトルエピス を使っていまが、ヤスマ(マスコット)さんにブレンド例があります。

   フランス料理に欠かせないスパイスミックス > カトルエピスのブレンドレシピ例 (マスコット)

*4 参考のレシピ   ビールで煮込むベルギー伝統料理・豚肉のビール煮 (有限会社関口肉店)ではフレッシュハーブですが、みかん亭では種々の理由からドライハーブを使います。

*5 参考のレシピ   ビールで煮込むベルギー伝統料理・豚肉のビール煮 (有限会社関口肉店)では使っていますが、角煮っぽくしたかったので入れませんでした

*6 2時間弱火でコトコト煮ればお肉は柔らかくなりますが、休ませることで短縮できるとの話もあったので、実験的に45分煮て30分休ませて、さらに45分―トータルで1.5時間煮てみましたが、十分柔らかくなりました。

 

 

結局、できあがったのは、バルサミコ味の豚バラの角煮でしたが、セボーンラブ

 

#おうちでつくろう 

豚バラのカルボナード

ベルギー風豚バラの角煮

 

ブルージュのマルクト広場

craftbeermaniaさんによる写真AC からの写真

 

こんなイメージでワクワクしながらお料理を待っていたのに、

 

どんぶりにしちゃうと日本の家庭料理

 

以外には見えないじゃないかガーン

予想どおりといえば、予想どおりの展開――とはいえ、

 

水戸黄門だって、焦らして焦らして印籠

 

なのだから、焦らして焦らして和食――なんてのも意外と正しい展開だとも言えるのかもニヤリ

なんて考えてしまうのだから、これぞみかん亭における予定調和 ――いやいや、亭みかんのメモをよく見れば*5最初からバルサミコ味の角煮を作る気満々だったようで、これぞまさにみかん亭の法則、または真骨頂というべきお料理てへぺろ

 

 

さて、なんちゃってベルギー料理ぢゃなくてベルギー料理”カルボナード”

 

   ベルギー観光局ワロン地方 > ベルギー料理のレシピ >豚バラ肉のカルボナード

   ビールで煮込むベルギー伝統料理・豚肉のビール煮 (有限会社関口肉店)

 

のレシピでBon appetit !パー

 

 

 

本日ひとさんまるご

みかん亭に牛頬肉の捜索命令が発令されましたが、捜索は日常を取り戻してから――マジもんのカルボナード、楽しみに日々を生きましょうか。