すき家か吉野家か松屋か、なか卯か。
みかんの行動範囲で牛丼屋さんと言えば、この四択。
外出自粛を鑑みれば、松屋の一択
東京チカラめしの焼き牛丼が好き
だったけれど、現れたときと同じように、いきなりなくなってしまった
ま、みかんは松屋派だから、松屋の一択でも問題はないけれど、松屋派からすれば、
松屋は牛めし屋だと強調
しておくことにしようか
さて。
長らく、みかん亭のメニューに牛丼はありませんでした。
松屋派だから、牛めしだ――なんて話ではもちろんなく。
みかん亭にあったのは、牛すき丼 。
玉ねぎではなく長ねぎが使われ、白菜やしらたきが入っていましたが、いつの間にか白菜も、しらたきも入ることがなくなって
牛すき丼 の名前だけが残る
ことに
ま、みかん亭での牛すき丼の『すき』は、すき焼きに由来して名づけたもの。調べていくと、
すき焼きは、鋤やき(鋤の上で鳥類を焼く)を起源とすること。
ざっくりまとめてしまえば、本当のすき焼きとはタレで食べる焼肉のことだと言ったかたがいる。
砂糖と醤油を用いた甘辛い味付けの料理の総称をすき焼き風と言う。
Wikipedia > すき焼き
なんてことがわかった。
仮に名前にこだわるならば、みかん亭の牛すき丼は、
牛すき風丼
と名のるべきものの様子
ま、みかん亭には似合いすぎるネーミングだし、喜んで受け入れようとも思ったけれど、
白菜やしらたきが入っていないのに牛すき丼を名乗るのはおかしい
という、そもそものみかんの違和感を
根底から否定されたとばっちり
を受けた亭みかん、つくる。
亭みかん>みりんが邪魔だと思ってたのよ。
かくして、
Mikan-tei's bland new GYUDON is now available!
となり候。
ま、ふつうなんだけどね
■材料 牛バラ薄切り肉 500g 長ねぎ 1本 油 大さじ1 酒 75ml 砂糖 大さじ2 醤油 75ml
長ねぎの白い部分は縦半分にしてから5mmの斜め切り、青*1の部分はそのまま5~8mmの長めの斜め切りにする。
牛肉は熱湯でしゃぶる*2。
鍋に油と長ねぎの白い部分を入れ中火にかけて炒める、香りが立ったら酒を加えて火を強め1分*3ほど。砂糖を入れ、溶けたら醤油を加えて煮立たせる。
牛肉を加えてサッと混ぜ、再沸騰したら弱火にして2~3分、いい具合ちょい手前まで煮て火からおろす。
長ねぎの青*1い部分を散らして混ぜ合わせたらできあがり。
ホカホカごはんにど~んと盛って、さあ召しあがれ。紅生姜と一味唐辛子をお忘れなく。
*1 正しくは”緑”。緑色なのに「青信号」と呼ぶのはなぜ? - 大学教授に聞いてみた @マイナビニュース
*2 三省堂 大辞林 第三版が示すところの"しゃぶる" ではなく"しゃぶしゃぶ" 。湯通しだとか湯洗いといったもの。こうしておくとアクがでないと亭みかんは信じている。
*3 煮切ってあれば再沸騰したら砂糖を加える。
そして、厚めの豚バラ肉の牛丼には、カゴメトマトペーストを
こんなんして
混ぜて、トマト牛丼になることが多くなりました。
トマト牛丼
トマトの酸味って、大人の味よね。
姫神みかん17歳。
ちょっと背伸びしたいお年頃です