こちらも冬の食べ物の代表。
かすべ。
エイのことらしいのですが、みかんにはその程度の知識しかありません
なにせ、みかんちあたりでは年に数回程度しかおめにかかれませんので、調理するのも稀。例えば年に 2回スーパーマーケットで出逢うとして、
仮に、仮にみかんが 17歳だとして
7歳からお料理し始めたとしても、2回/年 x 11年 = 22回しか調理したことがないことになります。みかんが煮つけ(和風)、煮つけ(中華風)、唐揚げ、ムニエルの四つのレシピを知っていたとすれば、実際にひとつのレシピあたり 5~6 回ほどしか作ったことがないことになります。
ま、仮にみかんが 27歳だとすれば、ほぼ倍近くにはなりますが
北海道住みの友人から”かすべ”というものの存在について、
お酒のツマミによし。ただし、アンモニア臭あり。熱湯をかけてからカレイのように煮つけるべし。しょうがをケチるべからず。
と聞いていたので、初めて見つけたときに、意気揚々と買い物かごに放り込んだことを思い出します。この友人、小樽のお寿司屋さんと居酒屋さんで働いていたので、食べ物のメールばかり送ってくれました
北にかすべあり。唐揚げも、いとうまし。
だとか、
かすべ、ムニエルに化ける。
だとか、簡潔すぎるほどの内容。調理担当ではなかったので、レシピらしいレシピはもらえませんでしたけど
しかし、どうでしょう。お料理好きには刺激的な文面ではありませんか
で。
2年ほど前には
”ふかひれ”みたくお料理してもいいんじゃん
なんて冒険も
今シーズン初めてスーパーマーケットに並んだ”かすべ”。昨シーズンは一度もおめにかかれなかったので、今回は初心に戻って
煮つけ
と相成りまし候。
かすべ 250g
A. しょうゆ 大さじ1.5
A. 酒 大さじ1
A. みりん 大さじ1
A. 砂糖 小さじ1
A. 水あめ 小さじ1
A. 水 150ml
A. しょうが 薄切り 3枚
かすべは熱湯を回しかけ、水気を切る。
鍋に A を入れ煮立たせる。煮立ったらかすべを入れ、中火にする。
落し蓋をして 6分ほど煮ればできあがり。
みかん亭では煮つけは前日に仕込むことにしています。火からおろして、
一晩放置することで味が染み込む染み込む染み込む染み込むと思い込んでいる
からなのですが、染み込みすぎることもあって、
何が正解かはいまだつかめていません