ヌンッ！🦌
お久しぶりです、ひめかげろうです。
春クールは百合アニメが豊作でしたね。
その辺はまた時間ある時に感想書こうかなって思ってます。
では、夏クールアニメの感想です。
評価は☆5つが満点です。随時追加していきます。
※7/15時点で新作32作品の第一話の視聴が終わったので最後にヒメニティセブン暫定順位を追加しました。
■新作アニメ
『魔王軍最強の魔術師は人間だった』
評価☆☆☆
原作未読。先行上映会参加。
魔族に育てられた少年が魔王軍で人間とバレないように、人間と魔族が共生する世界を目指して活躍していく物語。それが伝記として語られるような演出で描かれている。ご都合主義的な展開が鼻に付く点は気になる。キャラはそこそこ可愛いが、サキュバスが魅了ではなく暴力に訴えるなど、どこかズレている。その辺が設定として生かされる展開があれば面白いかもしれない。ダイロクテン魔王様の声が最高に可愛いので視聴は継続する。
『先輩はおとこのこ』
評価☆☆☆☆
高校では女装をして過ごしている主人公が、ちょっと嗜好が独特な後輩の少女から告白されるところから始まるラブコメディ。関係性に不快感はなく、割と好き。主人公の幼馴染の少年がめちゃくちゃ可愛い。見た目に囚われずに主人公に想いをよせる少年と、見た目がキッカケであっても「女の子の先輩と男の子の先輩の両方が楽しめるってことですか！？」と興奮する少女に挟まれ、主人公はどのように変わっていくのか、その関係性の進展や展開が気になる。ていうか、「両方楽しめる」って言い方は中々に失礼だろ、後輩ちゃん。最近のプロ9製作は作画の行方が心配ではあるが、なんとか1話のクオリティのまま、最後まで駆け抜けて欲しいところだ。
『俺は全てを【パリィ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』
評価☆☆☆
冒険者の最低条件として評価されるスキルを何一つ会得できなかった主人公が、全ての攻撃を受け流すスキル【パリィ】を極めることで、世間には評価されない観点で無双する俺ツエー系。【パリィ】の特訓が吊るされているだけの木剣を弾くだけで上達するのかは甚だ疑問ではあるが、気にしてはいけないのだろう。1話の映像のクオリティは高いのでストレスはない。後はストーリーの展開に納得できるかどうかではあるが、まぁ様子見。
『新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。』
評価☆☆
32歳のオッサンが冒険者を目指すギャグアニメ。作品の詳細は公式ページ読んで欲しい。OP主題歌が串田さんで、視聴ターゲット層を意識してそう。この手の作品を欲してはないので、今後大きく話題になったら続きを観ようと思う。私の求めているものではないというだけなので、この作品が刺さる人はいるのではなかろうか。
『異世界スーサイド・スクワッド』
評価☆☆☆
凶悪犯たちが異世界で大暴れする”暴”険譚。なんとなく観たことあるキャラクターがチラホラ。特筆すべき見どころはないが、とりあえず飽きるまでは様子見。
『しかのこのこのここしたんたん』
評価☆☆☆☆
ガール・ミーツ・シカ。令和のキルミーベイベー。好きなやつです。この作品に関しては、百聞は一見にシカず、それ以上に言う事なし。
視聴継続。
『真夜中ぱんチ』
評価☆☆☆
略してマヨぱん。先行配信で視聴。崖っぷち配信者が吸血鬼たちと面白おかしく動画配信界で成り上がる感じ？ アキバメイド戦争みたいなハチャメチャ系のPA作品。嫌いというわけではないが、好きなタイプのPA作品でもない。キャストは好みなので視聴継続。今後に期待したい。
『菜なれ花なれ』
評価☆☆☆☆
先行上映会に参加して３話まで視聴済み。9枚の大型モニターを合体させてできた超大型モニターにて9分割された映像で、途中機材トラブルで度々中断しながら、フラットな床に並べられた座り心地が微妙なプラスチックのパイプ椅子に座って前の人の頭が邪魔になる形で視聴したため、正直いうと視聴環境は最悪だった。
それでも割と楽しめる内容で、映像クオリティは申し分ない。様々な学校から集まった、様々な事情を抱えた少女たちが、誰かのための応援を届ける物語。キャストも良い感じ。特に大谷穏花ちゃんの声は最高だ。群像劇的なところがあるので、それぞれのキャラクターにフィーチャーされた回がどう描かれるのか今から楽しみである。好きなタイプのPA作品ではあるので期待している。もちろん視聴継続。
最後に言いたいのは、先行上映会は金を払ってでも映画館くらいの環境でやってくれた方が良いということだ。
『僕の妻は感情がない』
評価☆
ミーナの声が好み(ダブルミーニング)なので視聴継続したい気持ちはあるが、主人公がキツすぎて観ていられない。私の好きな作品ではない。とりあえず今後、百合要素が出てきたら頑張ってみようと思うので教えてほしい。
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』
評価☆☆☆
ハイクオリティオタクアニメーション。オタクの妄想の玉手箱。上坂すみれさん、めちゃくちゃ面白い人なのに、ヒロインボイスとして素晴らしすぎて怖い。展開はご都合主義ではあるが、後から背景設定を出していく後出しジャンケンタイプだと思うので気にしない方がいいか。理由もわからずモテるオタクキャラという設定が鼻について仕方ないが、オタクとの話題のために視聴を継続していれば理由もわかるだろう。
『モブから始まる探索英雄譚』
評価☆☆
モブ作品。視聴を継続する意味を見出せなかった。
『天穂のサクナヒメ』
評価☆☆☆
田植えするゲームかと思ってたら、鬼ヶ島の開墾アドベンチャーゲームらしい。「てんすい」って読むの初めて知った。導入もわかりやすく、とても観やすい作品と感じた。サクナヒメとココロワヒメの関係性に可能性も感じるのでとりま視聴継続。
『逃げ上手の若君』
評価☆☆☆☆
クオリティだけなら間違いなく星５。とんでもねぇ作品だ。日本史に全く興味がない私ですら、面白そうだと感じた。浅学な私ではこの作品の魅力を語ることはできない。まずは最後まで観るしかない。
『ダンジョンの中のひと』
評価☆☆☆
行方不明の父を探してダンジョン深部まで辿り着いた少女が、ダンジョンの管理人を名乗る魔法使いの女の子に勧誘され、ダンジョンの運営という仕事に携わることになる話。ゆるい感じで観ることができそう。ストレスもないので視聴継続。
『義妹生活』
評価☆☆☆☆
原作未読。正直、タイトルと設定は好みとは言い難い。しかし、特別な感情があるわけでもない思春期の男女が、突然家族として暮らしていくことになる空気感の描き方が淡白で、悪くない。きちんと会話して分かり合おうとする行動も知性が感じられて好感が持てる。兄弟・姉妹という関係性の、性欲に依存しない特別な部分が観られると嬉しい。とにかく第１話の空気感、劇伴、演出など素晴らしかったので今後に期待したい。個人的にはここまで刺さるとはタイトルから想像もできなかった。これで結局恋愛関係を描かれると失望するかもしれないが、それでも描くならそれなりの理由と関係性の変化を丁寧に描いて欲しいところだ。
『疑似ハーレム』
評価☆☆☆
原作未読。想像していたより観れるラブコメディ。早見沙織さんと岡本社長の素晴らしい演技力のパワーが大きい。諏訪部さんも遊佐さんも、みんな声が良すぎる。エンディングもとても良い……早見沙織さんはすごいなぁ。飽きるまでは視聴継続。
『小市民シリーズ』
評価☆☆☆
いまいち雰囲気がわからないアニメ。画面から読み取れない情報量が多すぎて、原作既読前提にも思える。クオリティのやる気は感じられるので、ひとまずは様子見したい。
『Vtuberなんだが配信を切り忘れたら伝説になってた』
評価☆☆☆☆
原作未読。面白いね。Vtuberというコンテンツには明るくないけど、導入的には前期の『声優ラジオのウラオモテ』に通ずるものを感じる。そう考えると、本性バレに対する否定的な側面をどう描くのか、そもそも触れずにいくのか、気になるところ。ピー音多めな内容については知性を感じられないタイプの作品。女性同士であってもセクハラは成立するので少し抑えて欲しい気持ちはある。しかし配信コンテンツの特性を盛り込んだ演出など、逆にVに明るくないからこそ楽しめる雰囲気を感じる。キャスティングも素晴らしいの一言。余裕で視聴継続である。
『異世界ゆるり紀行〜子育てしながら冒険者します〜』
評価☆☆☆
原作未読。可もなく不可もなく、虚無。
飽きるまでは視聴継続。
『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』
評価☆☆
原作未読。可もなく不快感は一丁前な虚無。
制作、セブンアークスか？
リベンジ系が好きな人向け。
『ラーメン赤猫』
評価☆☆☆☆
猫が切り盛りするラーメン店で働くことになった少女の物語。今期の癒し枠。とにかく猫達の声が良い。制作陣がこの手の作品の作り方を心得ている。今期は早見沙織さんが強すぎて好きすぎる。こういう職場で働きたいね。視聴継続。
『2.5次元の誘惑』
評価☆☆☆
ハイクオリティオタクアニメーション。オタクの妄想の玉手箱その２。この手の作品の主人公やらせたら素晴らしい榎木さん。ちなみに私は榎木さんが主人公やってる作品は呪術を除いて残り全部好みではなき。あくまで個人の好みの問題なので作品の評価とは関係ない。そしてこの作品だが、描きたい信念が感じられるので良い作品だと思う。都合が良すぎるとはいえヒロインが主人公を好きになる過程も理解できる。令和の時代に「エンディングでオタ芸をするアニメは神アニメの法則」だと！？！？ 視聴継続するしかねぇな！
『この世界は不完全すぎる』
評価☆☆☆☆
原作未読。世界の謎に迫る冒険ファンタジー作品……と思いきや？ 今期で初めて、展開予想を裏切られた作品。故に面白いと感じた。ヤノヒナキさんの躍進がすごい。視聴継続確定。
『魔道具師ダリヤはうつむかない』
評価☆☆☆
過労死転生からの第二の人生の物語。雰囲気は良い感じ。この手の作品は私の中で最高峰が決まっているので、とりあえず３話まで観て、百合要素の有無で視聴継続のジャッジを予定。
『エルフさんは痩せられない』
評価☆☆
原作未読。15分枠アニメ。ぽっちゃり体型のエルフが好きな人向けのマニアックアニメ。好きな人はどうぞ。
『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』
評価☆☆☆
原作は藤原ここあ先生の作品。未読。え、これも15分枠なの！？ 悪の幹部が敵対する魔法少女に一目惚れしてしまう物語。ボンズによるハイクオリティなショートラブコメディ。腹ペコ系薄幸ヒロインの声が中原麻衣さんとか、本当に令和か？ まぁ、10年以上前からの人気作品なのでぴったりといえばそうだが。いわゆるロミジュリ系のヘテロ作品は安定だが、甘くくどい面もあるため15分で丁度いい。
『異世界失格』
評価☆☆☆
原作未読。人間失格的な文豪が、心中に失敗して異世界転生する。転生先の世界で、同じく転生したかもしれない心中相手を探すための旅に出る。発想は二次創作的だが、内容はきちんと「なろう系」の異世界転生要素が満載である。案内役の女神はストレスを抱えたキャバ嬢みたいだし、ツッコミ役の猫耳少女は可愛い。鈴代紗弓さんはツッコミがよく似合う。とりあえず3話くらいは観てもいいか。
『恋は双子で割り切れない』
評価☆☆☆☆☆
原作未読。双子の少女たちと、一人の少年の恋を描いた物語。Aパートを観終わって、Bパートが始まった瞬間に「そうくるかぁ！！！！」と声が出てしまった。そしてラストには涙が出てしまった。描き方が私に刺さりすぎた。そして第一話からエンディングをストリングスアレンジでぶち込んでくる破壊力、とんでもない。編曲がうたたねさんじゃん。刺さるわ……マジで。しかし私以上に振り回されているジュンくんが一番大変だろう。タイトルから勝手にテンプレ的なハーレムラブコメを想定していたが、完全に裏切られてしまった。第一話の完成度は完璧だった。しかし問題はここからだろう。この評価で始まってしまうと、ハードルが上がりすぎてしまうが、どうか、期待以上のものを魅せてほしい。ちなみにジュンくんの中の人である坂田将吾さんは転天アニメでアルくんを演じてくださった人なので、信用しかないです。視聴継続確定。
『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか？』
評価☆☆☆
原作未読。作者の細音啓先生の作品は昔から好きだが、アニメ化した作品は悉くが原作未読であり、アニメもいまいちハマらない。元々、奥深い世界観や音・歌に関連する独自の設定が魅力的な文章を書く人だったので、先生の世界を理解できる人でないとアニメとして世界の再構築が難しいと思うし、ただ原作のままアニメにすると新規は置いてけぼりになることが多いと勝手に考えている。前置きが長くなったが、この『なぜ僕』は比較的にすんなり没入することができた。主人公の視点で始まり、そして突然世界が変質して、主人公が忘れられた世界になってしまう。主人公も混乱して、変質した世界を確認しようと動くため、観ているこちらも自然に世界観を理解できたことが、導入として観やすかった一因だろう。視聴を継続して見守りたい。
『ATRI - My Dear Moments - 』
評価☆☆☆☆
ノベルゲーム原作。未プレイ。原因不明の海面上昇によってゆるやかな滅びへ向かっているような世界の中で、義足の少年と、まるで本物の少女のようなアンドロイドが出会い、物語が始まる。とてもシナリオゲーらしい内容。絵も綺麗で、往年のビジュアルゲームオタクだった頃の血が騒ぐ。ヒロインの声がタカミナさんなのも良い感じ。視聴継続。
『負けヒロインが多すぎる！』
評価☆☆☆☆
え、リボン🎀多くね？
原作未読。オタクと負けヒロインたちとの交流を描くコメディもの。
てか、リボン🎀🎀多くね？？
アニプレによるハイクオリティオタクアニメーション。内容は刺さらないが、それ以外の全てが刺さるからすごい。
しかし、リボン🎀🎀🎀多くね？？？
エンディングも名曲カバーだし、なんというか、１クールに１作あれば良いくらいの覇権の空気をまとったアニメではあるので、観る価値はある。
やっぱり、リボン🎀🎀🎀🎀多くね？？？？
女子のリボンが４つあるのに男子のネクタイが１本である理由を知るためにも視聴継続。
『杖と剣のウィストリア』
評価☆☆☆
原作未読。魔法が使えない主人公は魔法学院で迫害されていた。しかし主人公には魔法使いを凌ぐほどの剣士の才があった。その力で少年は少女が待つ魔法使いの頂点へと駆け上がる。コメディに振り切っているマッシュルとは異なり、こちらは順当なファンタジー作品。それ故に設定やキャラクターのテンプレ感がつよい。ただ映像のクオリティは高いのでそれほどストレスなく観ることができる。３話くらいまで様子見。
■継続作品
『【推しの子】第２期』
評価☆☆☆☆☆
黒川あかねさんのセリフが多くて幸せになってしまった。どうしてそんなに可愛いの！？ プクーッ！ プクーッ！ 早く黒川あかね×有馬かなのバチバチを魅せてくれ！！！
『SHY 東京奪還編』
評価☆☆☆
２期第1話はテルちゃんとイコちゃんの絡みが少なめだったので今後に期待。
◆ヒメニティセブン暫定順位
🥇『恋は双子で割り切れない』
🥈『義妹生活』
🥉『先輩はおとこのこ』
4位『菜なれ花なれ』
5位『しかのこのこのここしたんたん』
6位『この世界は不完全すぎる』
7位『ATRI - My Dear Moments - 』
TOP３が百合でなくヘテロのラブストーリーなのは恐るべきことですね。異例と言っても過言ではない。しかし本当にオススメなので観てほしい。
今期はハイクオリティな制作会社が人気原作を引っ提げてエンディングに往年の名曲カバーなんかしちゃって覇権の空気を出してる作品が異常に多いですが、あんまり内容は刺さりませんね。
とは言っても、🥇のふたきれはハードルを上げすぎているところはあるので今後この順位をキープできるとは思えませんが、続きが観たいと思わせてくれたのは間違いないので引き続きチェックしたいと思います。