トート・タロット【第11期スモールカード4回】 | 姫嶋のトート・タロット日記

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占いを勉強中のオタク会社員によるブログ。
人生の転機をきっかけに、目標に向かって頑張る楽しさを知りました。

日記と言いつつ時々更新の予定です。
たまにタロットから離れた話題も書きます。

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4月 5月

 


 

日曜日に4月のレッスンを受けてきました。

レッスンでしている近況報告も、このブログで書いている内容とかぶってくるので割愛させていただくとしまして、いちおう名刺ができた話を少しだけ。

 

instaの投稿作成でもずいぶんお世話になっている「canva」という無料アプリ。

アプリにあるデザインや素材をお借りして今回は名刺を作りました。

各種デバイスに対応しており、PCで作成/スマホでサイズ感を確認しながら制作すること一日。

こういう印刷物を作るときって、印刷時のズレを想定した誤差も計算に入れてレイアウトを工夫しなければいけないのが面倒で……

でもアプリでは、この面倒な最後の仕上げをAIがボタン一つでやってくれます。なんていい時代目がハート

箔押しなど、凝ったプリントにこだわらないならそのままワンストップで印刷できます。3日くらいで届くので、自分だけのデザイン名刺をお急ぎで欲しい方にはとくにオススメ。

 

 

 

今回学んだソードは、そんなスピード感を感じさせるカード。

刃物は、食材を切り分けて食べられる大きさにしたり、敵とたたかったりするためにあります。

カップやワンドは自然界の中でも似た形のものを見つけられますが、ソードは人間が意図的に加工しないと作れないもの。人間の思考や判断の象徴でもあります。

 

 

 

時には容易に人を傷つけうるソードを正しく取り扱えるよう、エースではいくつか魔術的な表現が取り入れられています。

天に向かう刃は鉄でできていますが、持ち手の柄は銅。鉄は戦いの星・火星をあらわし、銅は愛と調和の星・金星をあらわします。

また刃に彫られている文字は、真実や真理を意味する「セレマ」。

 

迷いや不安をしりぞけ、愛と真実をもって決断する過程にこそ、カードの中の王冠に例えられるような光り輝く知性が垣間見られるのかもしれません。

ズルズル付き合っている腐れ縁と別れたい時や、お客様に深くささる提案資料を作りたい時なんかには、きっと味方してくれるはず。

 

人生の決断や、お仕事のシーンではご縁があるソードですが、あまり考えることに時間を割きすぎても良くないのが難しいところ。

なんでも見切り発車では上手くいかないので考える時間は必要ですが、考えている時間って何かしているようで何も動いてないんですよね。

(そして頭でシミュレーションしても大抵その通りにはならない……)

 

考えすぎて行動のタイミングを逃してしまう、というパターンは多くの方にとって身に覚えがあるのでは……?

「まあいっか」で済めばそれでいいに越したことはないけれど、

「あの時グダグダしてないで動いておけば!!」というやらなかった方の後悔って時間差でダメージが来るから困る真顔

ソードが象徴する風のような軽やかさを活かすには、「6割考えたら実行に移す」くらいの姿勢でも良さそうですね。

 

というのも、扱いが難しいソードにはネガティブカードが多いのですが、6より先はずっとネガティブ。

表面的に見るとちょっと救いがないような気もしますが、それだけカードには「頭でっかちは程々に実行へ移しなさい」という意志が込められてるのかも。

 

そんなソードの中でも最近気になっているのが、8のカード。

 

 

見るからに毒々しい色で、分かりやすくネガティブ。

どちらか選びたいのに、双子座による情報収集(水星)のやりすぎ(木星)によって頭の中の収拾がつかなくなっている様子。

情報過多な理由は、周りの人からアドバイスを貰いすぎていたり、自分で調べすぎていたりと様々です。でもそれだけ判断材料があっても取捨選択して選べないってことは、そもそも選択肢としてイケているものなんでしょうか……??

 

「凪のお暇」という好きな漫画が、数年前にドラマ化された時。

何かと頼りない主人公の凪ちゃんがくっつくべきは元カレ・慎二(高橋一生)か、急接近の隣人・ゴンさん(中村倫也)か。外野の視聴者は大いに盛り上がりました。

でもどちらの男も致命的によくないところがあって……

原作の一ファンとしては「どちらも選ばないで、強くたくましく成長してからいい人と出会ってほしい」というのが正直な気持ちでした。

(ドラマ版の結末ではそこを汲んでくれたのがとてもよかった……!!)

 

例え話で脱線してしまいましたが、「悩んでも答えが出ないほど迷ってるなら、どちらの選択肢も捨てていい」というのがこのカードの意味なのかもしれません。

「どちらも選ばない」という第3の選択肢を選んだ先で、今度はもっと選びやすい選択肢が出てくるのを待ってもいいはず。

 

「迷いをぶった切る」という、ソード本来の役割の大切さを思い出させてくれるカードだったんだな……

そんなことを思いながら、引き続きモニター鑑定の準備を進めています。

SNSをもう少しうまく使えるようになりたい……

と願いながら、今日はこのあたりでお開きにします!

ではでは、おやすみなさい~~