トート・タロット【第11期スモールカード2回】座学編 | 姫嶋のトート・タロット日記

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占いを勉強中のオタク会社員によるブログ。
人生の転機をきっかけに、目標に向かって頑張る楽しさを知りました。

日記と言いつつ時々更新の予定です。
たまにタロットから離れた話題も書きます。

本格的にスモールカードの勉強が始まりました。

ワンドは始まりの元素である「火」の象徴。生命力やひいては人間の本能的な部分をあらわすものでもあります。

また「火」は全部燃やしてしまうもの。全部燃えた結果「過去を捨てる」にも転じます。

ワンドが出て何かを始めるなら自分にとって「二番煎じ」にはなりえないものであるはずだし、

失恋を引きずっている人には最も縁遠いスートなんでしょうね。



Aceのカードは初見だと、落雷で発火した松明に見えます。

(性魔術で有名なクロウリーさんの思想をふまえると、イレクトした男性のアレとも言える……目

とにかくパワフルで本能的・衝動的な性質をもつワンドは男性に例えられています。

血の気が多くて、何者かになりたい気持ちだけはある。

よろしくない出方のワンドは未熟な男性によく見る青さだなぁ、と個人的には思います。
 
美音先生はワンドのエースから10の物語を、名作「あしたのジョー」に例えて説明してくれました。
正直に白状させていただくと、古き良き昭和の少年マンガへの造詣が足りない姫嶋。
(というか拳で語る系の少年マンガ全般に言えますね……)
今だと何が該当するんでしょう??
もしかすると違うかもしれないけど、食わず嫌いをしていた東京卍リベンジャーズを読むべきときが来たのかも?
 

ワンドのエースを除いた2から10には、サインと天体のマークがあてがわれています。
カードごとに生命の樹でどのセフィラにあたるかも決まっているので、
カードのサイン × カードの天体 × セフィラに対応する天体
上記のかけ合わせでカードの雰囲気をつかむことができそうです。
トートタロットのスモールカードはコートカード以外に人が描かれていませんが、こういうところは親切ですねニコニコ
 
エースから10までの物語のあらすじの詳細はぜひ、先生の講座で実際に聞いてみてください。

 

 

(直近だとアテュからの勉強ですが、今年の10月にまたスモールカードをおやりになるみたいです。)

 


ワンドの中で個人的に一番おもしろいと思うカードは9のStrength。



カードに射手座と月が描かれており、対応するセフィラはイエソド(月が対応します)。

月の影響を二重に受けていながら、男性をあらわす太陽と女性をあらわす月が強く結びついているカードです。

この見た目から、男女関係を占ってこのカードが出たときは「運命の赤い糸」とも読めるそうで。

 

スピ業界で言うところの「ツインレイ」かどうかのご相談に一定の需要はありますが、わざわざ「自分は見ません」と宣言される占い師さんもいらっしゃいます。

「誰かのお墨付きがほしい」気持ち、「借り物の言葉で目の前の関係に固執しないでほしい」気持ち、どちらも分かるなあ。

トートタロットを作ったクロウリーさんは、「法の書」にこんな言葉を残しています。

 

    

愛は法なり、意志の下の愛こそが

 

「占いで言われたから『運命の相手』だと思う」のではなく、

「占いでなんと言われようと、自分にとって『運命の相手』だからこの関係を本物にする」

くらいの覚悟で愛することができれば、もしかするとトートタロットを通してクロウリーさんが力を貸してくれるのかもしれない。そんな気がしています。

 

意志のもとの愛によって固く結ばれている関係だとしても、このカードには月が二重に影響しています。

月は毎日少しずつ形を変えていく、変化の象徴です。

固い絆を永遠のものにするには、お互いに絶えず変化する必要がありそうです。

変化しながらも残り続けることができた愛こそが、このカードにこめられた「強さ」なのかもしれませんね。

 

次はいよいよ、習ったスプレッドを使って自分以外の相手を占う練習です。

また近いうちにお会いしましょう~~