今日は 隣国のお話です。
ご存知の方もおられると思いますが・・・
ぜひ もっと知って頂きたく
ブログでアップしました。
まず このYouTubeをご覧ください
STORY 9月号より
その情報が本物かどうか 疑って調べるうちに 自分の言葉になる。
そして それは 力を持つ。
漫画家 清水 ともみ
中国政府がウイグル自治区の少数民族へ 弾圧を続けている問題をご存知でしょうか・・・。
清水さんがこの問題を知ったきっかけは 2~3年前に見たインターネットの情報番組。
単にウイグル人と言うだけで 強制収容所に入れられ 拷問のようなことが行われている事実を知ったのです。
「 衝撃だったのはウイグル地区にある空港の 臓器の専用搬出道路 の画像が流れたこと。 中 国では数日から数ヶ月という短い期間で 移植手術に適合する臓器が見つかると言う話もあり 一体何が起きているのか 恐怖を覚えました。」
ちょうどこのころは ウイグル人のさまざまな証言が世に出始めた時期で
清水さんは調べれば調べるほど弾圧の実態に驚かされます。
しかしよく見ると 10年以上前から ブログ等で問題提起していた方も
「 知っている人と知らない人の差を埋めるには 政治に興味がない人にも 手に取ってもらいやすい漫画が良いかも知れないと思いました。」
清水さんは 知り得た情報から
『 その國の名を 誰も言わない 』 と言う漫画を執筆。
この1作で終わりにする予定でしたが 誘われて行ったウイグル人の
”証言集会” で 気持ちが大きく変わる事になります。
「 ある集会参加者が 『 私達に何ができますか?』 と言う質問をすると
『 今日ここで見たり聞いたりしたことを どんな方法でも良いので 一人でも多くの方に伝えてください。』
と 証言したウイグル人男性は答えました。
日を追うごとにあまりの証言内容が忘れられず ” 形に残そう ” と 2作目を描く事を決めました。」
単純なコマの取り方や絵本的なタッチにして 年齢や国を問わず読んでほしいと言う思いを込めた
2作目 『 私の身に起きた事 』 は Twitterでの公開後 わずか数時間で 8000リツイートを
集めたのです。
「 遠い国の可愛そうな人たちと 理解できても 大半の方は ”信じがたい” と言う気持ちと
”どうしようもない” と言う気持ちで終わってしまうのではないでしょうか・・・。
しかし日本にとっては 経済的にも文化的にも密接な隣国のこと。
香港や台湾を見れば 決して他人事ではありません。 皆が知っておくべきです。」
スマートフォンやSNSの普及に伴い 今は情報を得るのも拡散するのも簡単な時代。
抑えきれなくなった世論はとても大きな力となります。
だからこそ 情報の真偽を見極める事が大切だと 清水さんは言います。
「 ぜひ私が発信することを疑って欲しい。 疑って調べてそして分かった事実を子供達や
周りに伝えて行く事が 報道や権力をチェックすることになり 平和へと繋がる事だと思うのです。」
清水さんの漫画 2作目
「 私の身に起きたこと~とあるウイグル人女性の証言~」。
漫画はTwitterなどで 無料公開中。
最近4作目が完成。
https://twitter.com/swim_shu
清水さんの漫画は 香港の ”自由を訴える掲示板” にも貼られ
多くの香港人に読まれたそうです。
また台湾の授業では 漫画がとりあげられた際 ある生徒が
「 勇気をもって証言した女性に感謝 」 と綴りました。
世界の女性が 平和を願い 立ち上がろうとしています。
本当の ” 平和 ”とは何か・・・。
”政治の無関心” は 戦争に繋がり 自らにも降りかかると 私は思います。
以上です。
日本は 平和で自由な国です。
でも世界では この様な虐待が日常茶飯事です。
皆さん 明日は我が身です。
平和と自由をはき違えている日本人・・・。
もっと世界に目を向けましょう。
今日もお付き合い頂きましてありがとうございました
世界に早く 平和が訪れます様に・・・