姫路フィルムコミッションが支援した大河ドラマ「光る君へ」紀行
第30回で、「兵庫県姫路市/京都府京都市」を取り上げていただきました!
和泉式部は数々の浮き名を流した歌人として、その情熱的な恋の歌とともに、多くの伝説が語り継がれています。
夫と離婚し、冷泉(れいぜい)天皇の2人の皇子と次々に恋に落ちた和泉式部。 日記には、敦道(あつみち)親王との逢瀬と、その心情が赤裸々につづられています。
兵庫県姫路市。
圓教寺(えんぎょうじ)を訪ねたという伝承があり、歌塚(うたづか)が残されています。 「闇の中にいる罪深い我が身を月の明かりで照らしてほしい」と、切なる思いを歌にしています。
圓教寺は966年、性空上人 (しょうくうしょうにん)によって開かれた天台宗の古寺で、標高371mの書写山山上に位置する。
西の比叡山と称され、西国三十三霊場の第二十七番札所でもあり、ロープウェイを降りればそこは深山幽谷の世界。
境内には国や県指定の文化財が多く、京都の清水寺に似た「摩尼殿」や重要文化財の「大講堂」「食堂 (じきどう)」などは一見の価値あり。
◆書寫山圓教寺
兵庫県姫路市書写2968
TEL:079-266-3327