昨日、父と永遠のお別れをしました。
頑固で無口で不器用を絵に描いたような、子供の時の記憶にあるのはそんな父。
6年前に心筋梗塞で生死の境をさまよって、奇跡的に一命をとりとめ、お医者さんに
まさか、自分の足で歩いて退院できると思わなかった
と、驚かせた驚異の回復力も
今回は遂に力尽きました。
まるで今にも起き上がりそうな様子の父も
真っ白なお骨になって
あぁ、人生はやはりいつか終わるのだな
と教えられました。
明日が来ると思ってるのは
当たり前だけど
決して、
当たり前ではない
何一つ
当たり前の事は
この世にない
と、親や大切な人を喪う事で学ぶのは
私達、人だけかもしれません。
私の命もいつか誰かに
そんな気づきを与えられるのかもしれない
そう思うと
今日を生きること
ただ、それだけで意味がある
私が今日、ここにいる意味を
最期に教えてくれた
父でした。