当初の目的、食べ食いBlog。旅の想い出を振り返り、ランダムに記録しておこうかな。
2010年9月下旬、旦那さんとの遅めの夏休み。
私のアナザースカイ PARIS&憧れのALSACE、美味しい想い出。
何度か書いていますが、私の旦那さんは【牡蠣ラー】
ここ数年はあたってないけど、付き合った当初は毎年必ず大当り!
「もしあたると食べて二日後の夜が地獄の苦しみだから…」と逆算して、
木曜日の夜にオイスターバーに繰り出す旦那さんが理解出来なかったな。
ちなみに…私は大当りしてから生牡蠣好んで食べません。。。
実はパリ旅行があんまり乗り気でなかった旦那さん。
食べるための旅!「パリってあんまり美味しいイメージないじゃ~ん」と。
「ブルターニュ直送の牡蠣は美味しいらしいよぉ」の一言で行く気になったみたい
まずは…到着日の夜。
早朝6:30にパリに着いて、そのまま遊び続けていた私達、さすがに夕方にはお疲れモード。
早めに近場で済ませましょう。記念すべき最初のディネは予約無しで入れたお店。
Le bar a huitres 【ル・バー・ア・ユイットル 】ガイドブック掲載多数
サンジェルマン大通りとサンジャック通りの角にある、テラスが気持ち良いオイスターバー。
外では牡蠣剥き職人のオジサマが手際よく、見目麗しく牡蠣や海老を盛り付けてますよぉ。
牡蠣以外のシーフードも豊富なので、私も楽しめるかな。
あらあら…写真撮影前に食べちゃってますね。縦長の真牡蠣にブロンも追加したんだよねぇ。
パリで牡蠣を頼むと必ず黒パン&バター(ここはエシレ)とセットで供されます。
ワインビネガー&エシャロットのソースを無視して、ひたすらレモンのみで食べ続ける旦那さん。
ちょっとオネムで食欲なかった私は軽いもの…カニサラダとエスカルゴ。
バーなのでしっかりコース頂かなくて大丈夫。アラカルトで適当に。。。
やや元気の無かった私、正直早くベッドに潜り込みたかった…のに、一気に盛り上がりましたよぉ
お隣りのテーブルで男性 vs 男性の合コンらしきものが始まったのですよぉ!
10人掛けくらいの長テーブルの片側に、注文もせず手持ち無沙汰な様子で座っている男性達。
何やってるんだろうなぁ…なんて不思議に思ってましたのよ。
そこへウェーブが掛かった長めのブルネットをかき上げながら、ハンサムパリジャン登場
「今日アメリカンナイスガイは何人くるんだい?」が第一声。
もぉ~私、耳ダンボ~ (注:英語&仏語まぜこぜ会話、理解5%以下)
なんだか私までそわそわしてきましたよぉ。
15分ほどして、件のアメリカンナイスガイらしきビジネススーツに身を包んだ男性4人登場(計9人)
席替えであーだこーだしてる様子。おぉ~これはどの合コンも一緒やね。
(男女交互に市松模様でぇ~という選択肢はないよね。どうなったんだろう)
ここからはほぼ英語で進む会話。
「趣味は何?」「フットボール見ながらビールかなぁ」「ミステリー小説が好きだよ」
「アメリカでは何をしてるの?」「ウォール街に勤めてるんだよ」…みたいな。
その中で…輪からちょっと浮いちゃってる小太りさんが1人。
黄色いポロシャツにぽっこりお腹。いわゆるイケテないタイプ。
端っこの席で落ち着かない感じ。うまく話題にも入れず、時々口を挟む程度で淋しそう。
そこへ1人のアメリカンナイスガイが話し掛けて、趣味の話題だったのかな?(たぶんアニメ)
どうも小太りさん、実は話題が豊富で楽しい人だったみたい。いつの間にか輪の中心に
見た目よりも人間性重視な雰囲気に、なんだか母心みたいに嬉しかったよぉ。
「もう帰ろうよぉ」と言う旦那さんに「今いいところなんだからっ!」を繰り返し、
ねるとん実況のとんねるず気分を満喫した私です。合コン観察って無条件に楽しくないですか???
結局、1時間ほど見続けちゃったよ。
小太りさんはモテモテだったし、牡蠣を食べさせあったり和気藹々。
何組かツーショットも出来てたし実り多い1日だったのではないでしょうか?
もぉ~まったく牡蠣関係ないじゃん!
話が逸れまくりでしたが…ワインを飲みながら、軽く牡蠣やシーフードを食べたい人にはいいのかな?
ガッツリ夕飯というよりもスターターな感じで。
ドラマも起こるパリのオイスターバーでありました。
★Le Bar a Huitres(ル・バー・ア・ユイットル)★
www.lebarahuitresternes.com
33, Rue Saint-Jacques 75005
01 44 07 27 37
Cluny la Sorbonne⑩目の前
※パリ市内に4店舗(2010年当時)