【レンズはどうやって使い分ければいいのでしょうか?】
レンズの選択によって、作品の印象は違ってきます。
どういった基準で使い分けていけばいいでしょうか?
まず、レンズの種類と特徴を覚えましょう。
おもにレンズは4つのタイプに分かれます。
□広角(焦点距離:18~30mmくらい)
広角レンズは歪みが発生します。
これをうまく利用して、迫力ある写真ができます。
使い方を誤ってしまうと、足が短く写ったり、
顔や頭が大きくなったりもします。
歪みを意識しながら、モデルさんの配置に気を配りましょう。
【効果】
・ローアングルから撮影すると、足を長く見せることができます。
・空間を広く見せることができます。
■標準(焦点距離:30~50mmくらい)
もっとも見た目に近い、より自然な写真を撮ることができます。
背景のボケ方も中くらいで、新鮮味にかけるかもしれませんが、
被写体との距離を変えることで、
広角にみえたり、望遠にみせたりすることができます。
【効果】
・目で見た印象に近い、自然なイメージを撮ることができます。
・被写体と適度に距離を置くことができます。
□中望遠(焦点距離:50~80mmくらい)
背景に大きなボケを作ることができ、
適度に背景のものが認識できます。
ボケを作ることで、被写体の背景を分離させることができます。
モデルを際立たせることができるので、
ポートレート撮影では、必須アイテムの一つです。
【効果】
・背景を大きくぼかして、人物を際ただせることができます。
・人物に歪みが出にくい状態で撮影ができます。
・望遠(焦点距離:80mm以上)
背景の形がわからないくらい、ぼかすことができ
色やトーンだけの背景を作ることが可能です。
ただ、モデルとの距離が遠くなってしまったり、
レンズが重いので、手ぶれの原因になってしまったりと
失敗の危険性が高くなってしまいます。
【効果】
・背景がわからないくらいぼかすことで、
がやがやした背景を、すっきりと整理してみせることができます。
・遠くにいる被写体を大きく写すことができます。
ポートレートにおすすめのレンズは、
標準や中望遠レンズです。
歪みが少なく、背景を適度にぼかすことができるので、
モデルを引き立たせることができます。
ただ、歪みを作ることで、
インパクトを出すことができるので、
意図に合わせてバリエーションを増やしていくことも必要です。
あまり、レンズをいっぱい持っていくと荷物になり、
撮影がやりにくくなってしまうので、
標準レンズプラス、意図にあったレンズの二つくらいに絞って
持っていくのがいいかもしれませんね。