先日、退院後3回目の定期通院日でした。


今回は、採血の後に造影CTをしました。


終わったら造影剤を早く排泄するために、水分は多めに摂ります。


いつも持参する水筒が空っぽになったので、コンビニでお水を買いました。



ところが、右中指の腱鞘炎(ばね指)で、キャップを開けられません。


両足の間に挟んだり、腋の間に挟んだりして、左手でキャップを捻るのですが、滑ってしまって開きません。


わたし、開けられない。。。


隣のテーブルには、お若い男性がいらして、お願いすることにしました。


「あの〜すみません。ちょっと手を怪我していて開けられないので、開けていただけますか?」


その男性は、「良いですよ。」と言って、外していたマスクをつけて、サクッと開けてくださりました。


(開けてくれた左薬指には、結婚指輪がキラリと光っていましたね〜)


男性は、院内の呼び出し器をお持ちだったので、患者さんです。


がん専門病院なので、診断の為の検査、又は、治療、又は、退院後の定期通院のどれかでしょう。


外見からは、誰がどこのがんなのか?って、わからないから、「お若くして、どこのがん?」と思ってしまいます。


がん専門病院には、本当に、いつもたぁくさんの患者さんがいます。


入院中の人、ルート類が複数入ってる人、たぁくさんの人が、生きるために必死です。


こんな状況を見ていたら、とても悲しくなっていきました。


どうしてなんだろう?


こんなにがん患者さんが多いのは?


どんどん増えていくのはどうしてなんだろう?


絶対的に、世の中がおかしな方向に向かっている。


社会ががん患者さんを増やしている。


がんになっていない人には、それがわからないんだ。わかる人もいるけど、圧倒的にわからない人の方が多い。


驚いたことに、がん専門病院の女性医師は、お昼時、コンビニで買った菓子パン一個を片手に持って歩いていた。がん治療に携わっていて、菓子パン一個。その前に何か食べているかも知れないけど、菓子パン一個。


以前の私なら、そういうことは、一切気にならなかったけど、がんになったら気になるようになった。


それだけ、意識が低かったってこと。


造影CT実施5時間は禁食なのと、病院では、病院なのにヘルシーなご飯メニューがないので、お弁当持参で行きました。


最近、ご飯を作るのが面倒くさくて、加工品が入ってるけど、院内のコンビニやレストランよりヘルシーで安心出来ます。



 ❤️「ののこ」❤️