子宮全摘前の私は昔の私



紀元前のこと



紀元前の話をされると、大昔の話をされているように感じる。



今の私は、紀元、後を生きている。



術後3ヶ月が過ぎて

変わらず養生ライフを続けている。

1年は続けるつもり。



毎日何をしているのかというと



週2回の気功&太極拳、通院、その他雑用の合間に、楽しいイベントをぽつりぽつりと入れ始めた。



時々、楽しいひとときを過ごしている。



先月は人生初の能楽鑑賞

北参道 国立能楽堂の中庭

10年以上前から能楽が気になっていたけど、一度も鑑賞してなくて、入院してやり残したことを考えたら、能楽鑑賞が浮上。それで、行ってきた。



何故、能楽なのかって、昔、能の家に嫁いだ知人が居て、気になっていたところに、能楽鑑賞したという話を聞いたから



昔から日本文化には、何かしら触れていたものだから、ずっと引っかかっていた



どんな人が居るのかと思ったら、日本伝統文化というのに、客席には外国人ばっかり💦



日本人、観なくて良いのか?

疑問を抱きながら、わくわく舞台を眺め開演を待っていると…



狂言と能を含めて能楽

能楽の歴史など、解説始まる。



その解説が長くて

ぼ〜〜っとしてしまった。(すんません)



やがて狂言が始まると

左隣のおじいさんが、眠り始め…



えっ!!!いいの???

寝ちゃって良いの???



またまた驚きながら、狂言を観ていた。


いや〜すごかったぁ〜


同じ姿勢で何十分も動かない役の人がいて、エコノミークラス症候群にならないだろうか?身体に悪くない?と、坐禅体験をした後だったから、ちょっと心配になったりもした。


(坐禅は身体に良くない説もあり、実際にやってみて、危ないと思ったから)


そんなことを考えながら狂言を楽しく観た後に、いよいよ能の始まり


左隣のおじいさんが寝たことに大変驚いたけれど、おじいさん、覚醒し、入れ替わるかのように、私が眠りについた。


不眠解消。
とっても気持ち良くてスッキリ^ - ^
いや、そういう問題じゃない。


国立能楽堂の館内の温度は、とっても快適で、暑くなく、冷えすぎず、ホテル以上に快適だった。


そりゃ〜寝るわね。


高齢者が多いから、気を使っているのかな?


さすが、国立ですわ。


その温度に、能のセリフに薄暗さに…
すやすやと寝てしまったのでした。



そして、コロナ前は毎年参加して、ステージで歌っていたゴスペルチャリティコンサート

去年から再開したけど、仕事で行けず、今年は行ってきた。



変わらず素敵ないジョンルーカス さん(右)


今回は、ステージに立たず、客席に座って観ることにした。



所沢文化センター





パイプオルガンがあるホールに感激



雅やかな音色

雅楽器の登場

あ〜そうだった!

私は楽器が好きだったんだ!

と演奏は出来ないけど、色んな楽器が好きだったことを思い出した。


私が6年前、ゴスペルコンサートに参加するきっかけとなったレイシドニー さん



いつもは、すごくわくわくしてエキサイトしてたけど、今回は、静かなもので、わくわくは少しだけ。



コンサートの魅せ方をあれこれ考えたり



ここでも外国人がいつもより多かったから驚いたり



ノリノリの外国人を背後から静かにウォッチングしたり



1人鑑賞だったから、ちょっと気遅れしたり



夜開催だったから、帰りが遅くならないように、時間を気にしたり



病気が、神さまからのギフト、なんて、けして思えなくて悲しくなったり



怒りが湧いてきたり



また来れたことを嬉しく思ったり



色々な感情が芽生えた。



だけどやっぱり、音楽は良い。



特に、ジョンルーカス さんとレイシドニー さんのゴスペルは、明るい気持ちになれる。



たまに映画を観に行くことはあったけど、これからは、時々、生音楽と触れ合うことにした。



生で聞ける、肌で感じられる芸術が、私には不可欠だって、わかったから。



文化センターは所沢の航空公園駅が最寄り

駅前の飛行機


❤️「の」❤️