先日、お稽古事の教室準備のために、久しぶりに道場に行ってきました。
稽古は出来ないから、お道具の準備のお手伝い。
久しぶりに多勢の人とお会いしました。
私の病気のことは、先生やいつも一緒に稽古してきた方にはご報告していたので、退院後、初めてお会いする先輩方は、とても驚いて喜んでくださりました。
お道具のメンテナンスをしながらお話しをしました。
病気のこと、メンテナンスの方法、その他雑談。
いつも居た場所で
いつもの人と一緒に
当たり前のように
楽しく新鮮な気持ちで過ごしました。
みんながやらない作業をすると、みんなが「ありがとうございます」と言ってくれます。
そういうことが、当たり前の世界が、とても新鮮で、私が好きなコミュニケーションです。
だ、け、ど、
100%良いことばかり
ではなくて…
たったひとつだけ、変わらないことがあったのです。
それは、
大病して
手術をして
大変な不安や恐怖
痛み
術後管理を乗り換え
人生観が大きく変化した
にもかかわらず‼︎
嫌いな人は嫌いなまま
だったこと。
残念‼︎
この点につきましては、
非常に残念でなりません。
この変わっていないことに気づいた時、自分でもあまりにも残念だったので、「死」を間近で考えた時の気持ちを思い出しました。
死ぬかも知らない不安や恐怖から考えると、「嫌い」って、すごくくだらないこと。
「自分、そのままで良いのか?」と自問自答。
私は、その人に怒っていることがあって、完全嫌いになったのだけど、あの時を思い出しいたら
そう考えていたら、指令が降りてきました。
「許せ」
「もう許せば」
「許そうよ」
「しようがないなぁ〜」
と少し許す気持ちに傾いたのでした。
だけど、あんまり会いたくないけどね
大病したんだもの。
その苦労で心が育たないと。
その方が、周囲の人の評価も上がるってもの。
すっかり打算ですけど
❤️「の」❤️