午前中のこと、病院から電話
 
 
いつもと違う柔らかい声の先生
 
 
今までの先生が長期不在になり、他の先生にかわったんだって。
 
 
その先生、よく話を聞いてくれた。
 
 
良い先生。
 
 
 
検査が3つも追加されて、かなり辛い気持ちだったから、はっきり言っちゃった。
 
 
 
大腸内視鏡
腹部エコー
下肢エコー
 
 
CT造影剤の結果と3種類の腫瘍マーカーが高値だったことから
 
大腸内視鏡は、子宮や筋腫に大腸が圧迫されて、高値になることがたまにあるそう。「大丈夫だと思うけど、念のため」と消化管の先生が説明していた。
 
 
あっ、これは、転移じゃない!って思ったわ。
 
 
 
腹部エコーは、CTで、肝臓に結節が2個あったから、追加された。大きさも聞く頭なく、転移だったらⅢ期と、それしか説明がなかった。
 
 
1a期 類内膜がん 高度異形成混ざり(前癌状態) 
グレード1
 
早期がん
 
転移?
考えられない。
 
 
へいさリンパ節というリンパが、ふくれているけど、病巣から遠いので、転移は考えがたい。と。
 
 
転移?
それ、良性だよ。
肝臓転移?ないからっ‼︎
と瞬時に思った。
 
 
腫瘍マーカーは、この異常な結果の2週間前は正常値。だったけど、今回は、異常な高値を示した。
 
 
たったの2週間でそんなんなる?
 
 
私のデータじゃないっ!
誰の?
取り違えた!
としか思えないほど、その差は大きく先生と名前と生年月日を確認したほどだった。
 
 
私の周りのナースたちもみんな驚き、取り違え!と考えた。
 
 
取り違えではないかも知れないけど、腫瘍マーカーは、あくまでも指標であって、当てにならないところがある。
 
 
冗談じゃないわ。
 
 
毎回、検査で1万円が飛ぶ。
 
 
がんビジネス商法。としか思えなかった。
 
 
不安を煽って検査を追加する。
 
 
こっちは、検査検査でヘロヘロ
 
 
がん告知されただけでもショックを受けていると言うのに…
 
 
これでは、心も身も持たない。
 
 
手術まで、気持ちが、持たない。
 
 
検査で死ぬと思った。
 
 
こうやって、病人が作られるのだと確信した。
 
 
だから、検査拒否の電話をしようと考えていたところ、別の先生から連絡。
 
 
担当医がかわることの次に、検査日程の話し。
 
 
優しい先生だったから、言いやすくて、言ってしまった。
 
「もうやりたくない。」
「本当に必要な検査だけにして、減らして欲しい」
 
 
「前の先生から説明、聞きましたか?」
 
 
〜と聞いていることを伝えた上で、
 
 
「腫瘍マーカーなんて当てにならない数値で、検査なんかしたくないっ‼︎」「1aで転移は考えられない!」
 
 
と言っている内に、ピンと張り詰めていた感情が溢れ出して、初めてお話しする先生だと言うのに、ボロボロ泣いてしまった。
 
 
前の先生が、小声で、説明がイマイチで、いつも緊張してたから、不安で不安でたまらなかったんだ。
 
 
ボロボロ泣いていたけど、先生が、わたしの心身の準備が出来ていない段階で、手術は出来ないと言って、検査がいやな理由を一つ一つ拾って、説明してくれた。
 
 
結局、3つともやることになった。
 
 
だけど、何の為にするのか?って、わたしが、転移を否定する為にやる。
 
 
先生に、転移ではないことを証明する為にやる。
 
 
いや、先生の為に、お金と身体と時間を使って、転移を否定してあげるのだ。
 
 
CT造影剤の後に、腹部エコーをするという、通常とは逆行するところは謎だから、今度質問するけど、転移がないことを証明してやる!
 
 
 
下肢エコーは、手術中、後の血栓予防のために、血栓がないか調べるため
 
 
採血でDダイマーは正常
Dダイマーとは、血栓の有無を確認するもの。
それは、正常値
 
 
正常であっても、腹部腫瘍の人は、血栓が出来やすいのだそうだ。
→だからと言って、本当に必要なのか?は、疑問だ。
他の医療関係者に質問したけど、「要らないでしょ!」という意見続出。
 
 
がんビジネス商法としか、思えない。
 
わたしが無知なだけかも知れないけど。
 
 
納得してないところはあるけど、思ったよりも早くに、手術日程が決まった。
 
 
入院まで、検査をこなしながら、素早く準備と準備しないと。

 

 

イマイチだった先生から、優しい先生にかわるなんて、わたしは、本当に、守られてるな。

 

 

この前は、たまたま病院が終わるのが遅くて、欠席した集まりの中に、コロナ感染した人がいて、濃厚接触者にならずに済んだんだ。

 

 

濃厚接触者になってたら、病院に入れなくなってた。

 

 

わたしは、不思議と守られてる。

 

 

守ってくれて、ありがとう♡

このまま、いつまでもお守りください。

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❤️「の」❤️