10月21日


前の日に病院で泣き出してしまってからどうしても気分が晴れず


今まで生きてきた中で


小さなことから大きなことまでいろいろ落ち込むことは経験しているから


落ち込んでいる最中の感覚ももう慣れた感じ


きっとまたスイッチが切り替わって


近々あっけらかんと立ち直れるだろうこともわかっているんだけど


まさに「その最中」の時はなかなか無理はきかないのです




病院は15時からの予約





出張中の旦那さんから


前の日からずっとメールで可愛いスタンプがいくつも送られてくるんだけど


何か言葉でレスしようと思っても


元気な言葉が出てこなくてそのままスルー





すると沖縄のお土産何がいい?という電話がかかってきて


普通に返事をして電話を切ったのだけど



その直後に自分から電話をかけ直し


旦那さんの声を聞いたらまた涙が出てきてしまって


「今回卵一個しか育っていないみたいなんだけど、採卵して体外授精してもいい?」



と聞きました



旦那さんはそれでもいいと言ってくれました


というか、どちらかというと卵が一個しかないのに体外をするということよりも


私の今のメンタルコンディションがまったくもって良くないので


そっちのほうがまずいと




そんなに焦ってどうするの?


これからもっといろんなことがあるんだよ


受精卵ができても着床しなかったり


妊娠しても無事出産に至るまでに何が起こるかわからない



今、卵が一個とかで泣いている、そういうレベルじゃないくらい


これから先、もっと大きな壁に突き当たるかもしれないのに


今からそんなメンタルじゃダメだよと




お母さんになるっていうことは


妊娠する前からもう試練が始まっている


そんなに弱くちゃダメだよ


これは神様に試されているよ



焦らずゆっくり行こう


姫ちゃんは見た目は若くても体力はまるでおばあちゃんだから


もっと体力つけて


運動もして



心が落ち着いて準備が出来た時にきっと神様は赤ちゃんを授けてくれるから



着床しなかったからすぐはい次、はい次、と行くのではなく


自分の心、魂が宿った体から赤ちゃんは産まれてくるものなんだから


その心がぶれていたら多分、何をやってもうまくいかない






旦那さんの言葉はすごく愛があって暖かくて頼もしくて


泣いてはいるんだけど


電話で話しているだけで心がどんどん落ち着いてきました



この人と生きていくんだなあ


この人がお父さんで家族ができるんだと思ったら


とても心強くなってきました





そして出した結論は


今回は採卵→体外授精+顕微授精はしないことにしました




大切に育てた卵は、排卵予定日にタイミング法をとることにしました


人工授精でもなく、タイミングにしたのは




今一度、原点に戻って


旦那さんとのスキンシップをとりたかったのです



子供を作るために精子と卵子を受精させて、という目的のためじゃなく


旦那さんと仲良くしたい



そう思いました





すっかり元気になって病院へ行き


診察の時に先生にその意向を伝えました




「今回は採卵せずにタイミングで行きます」




卵は一個が15mmくらいにまで育っていました



今回、私がこんなメンタルなのに一生懸命育ってくれた卵ちゃん


ありがとうね






診察後、注射はいつもの痛いHMGフジ150


そしてスタッフの方にタイミングの日にちをうかがいました


タイミングは採卵予定日だった25日とその前日の24日


そして24日の21時には前回同様、育てた卵を排卵してしまわないように


プレセキュア点鼻薬を使います


今回の治療代は10,260円








なんだかプレッシャーが一気になくなり心が軽くなりました


またダメかもしれない、もうあとがない、どうしよう、という焦りと不安から解放されて


ホッとしました




いくらAMHの数値が低いとはいえ


焦って急いで気持ちが取り残されているのに状況だけが進んでいくと


心がまだ立て直されていなければやっぱりダメだと実感しました







今回のタイミング法も、もはや子作りの為という意味ではなくなりました



今はただ、大好きな旦那さんと仲良くしたいです




そしてもしダメだったら



次の周期からまた


今度はちゃんと気持ちを切り替えて


楽しみながら治療を頑張りたいと思います