昨年の新年会に、今年はどんな年にしたいかを一文字で書いて発表する、ということをやりました。


私は『断』にしました。


物も悪習慣も思い出も、そして贅肉もデレデレ


物はかなり断ちました。
今となってはくだらない物なんだけど、買ったときは自分の物にしたくて、それこそ「お金を払ってまでも」手に入れた物です。


これがあれば、生活が便利になるかな、とか生活が楽しくなるかなとか、より健やかに美しくなるかな(これ、大事!)とか。


結局、全部あまり変わりませんでした。

変わらないどころか、物がありすぎて自分は何を持っているのかもわからなくなって不便で、なんだか知らないけど不健康で楽しくない自分がいました。


捨てて捨てて捨てまくりました。

いつも何かを捨てることを考えていたら、そのうち疲れてきました。

物を持っていることも捨てることもこんなに自分を疲弊させるのか、と身をもってわかりました。


そうなると、不思議なことに、年始の「セール」だとか「福袋」とか「ポイント何倍」とか、全く魅力を感じなくなりましたチーン 


すごいね、この変わり様。
人って、何歳でも変われるんだねうーん


写真もたくさん捨てました。

いろんな思い出、自分と家族と友達との時間。

全てをアルバムに入れて、収納棚に納めて何年も寝かせておくと、馥郁とした香りの芳醇な思い出に…💓


なるかーい!


全然ならんわ、そんなんとっといても!えーん


捨てる!捨てる!

基準は、ぴんボケ、物だけ写真、お付き合いでイヤイヤ行ったパーティ、よく知らない人と撮ったもの、着物姿でやらされた気の進まない仕事風景、盗撮のように撮られた自分の真顔、不機嫌な子供など。

一目見て、「イヤだな」と思ったものはよく考えないで直感で捨てました。



大事に育てているぶどうの木。

折り重なるように葉が茂って、実もたくさんつけてくれました。
みんなでぶどう狩りをして楽しい時間を持てました。

でも、ぶどうの木は自分から全てを手放して、まるで死んだかのように冬を越します。



手放すこと。
それは、次の実りのためなのです。