昨日は、夏越えの大祓で、茅の輪くぐりをしてきました。

半年間の厄を払って、夏を乗り切るためのお願いをする行事です。

昔は、冷蔵庫も冷房もないので、体調を崩したり、疫病が流行って、夏を越すのは命がけだったんですね。



こんな大きな輪を作るのは大変だったと思います。




この茅の輪くぐりは北海道神宮です。

輪の中をくぐって左に行き、またくぐったら右に行き、真ん中を通って奥まで進みます。

その時、心の中で
「払い給え、清め給え」
ととなえたり、
「我、蘇民将来の子孫なり」
ととなえたりするそうです。

茅の輪くぐりの由来は、蘇民将来とゆかりがあるそうです。

むかし、武塔神が旅をしていて、裕福な家に一晩の宿を借りようとしたら断られました。次に貧しい蘇民将来の家を訪ねたら親切にしてもらいました。
すると、武塔神は蘇民将来に「茅の輪を腰につけておくと疫病を逃れられる」とつげて、蘇民はその通りにすると自分の家だけ疫病を逃れられたそうです。

その伝説にちなんでいるのだとか。

なので「我、蘇民将来の子孫なり」ととなえるんですね。




外国人もたくさん来ていて、賑わっていました。

お天気に恵まれて、よかったです。

今日から7月、半年の厄を断捨離して、新しい運が入ってくる自分にしようと思います照れ