先週11月7日~11日のトレード成績です。






(履歴の青くなった段は前の写真の最下段です)

先週の週間成績は+90,242円でした。
先週もまずまずの成績。

先週は木曜日のアメリカ消費者物価指数CPIをきっかけに、USDJPYの暴落が起こり、それに伴ってEURUSDやGBPUSDは急上昇するという大波乱の展開になりました。



【先週のユーロドル・ポンドドル・ドル円の動き】

EURUSDは上昇。
特に木曜の米CPI後、ドルが大きく売られたことに伴って急上昇しました。
10月27日の直近高値1.0092を大きく超えて短期的な上昇トレンドが継続する形となりました。
今年2月から引いていた長い下落トレンドラインを本格的に上抜けし、1.03台半ばで引けました。

GBPUSDも上昇。
EURUSDと同じくCPI後、急上昇しています。
10月27日に付けた直近高値以来、ずっと今年2月からの長い下落トレンドラインに抑えられる形で下落していましたが、CPIで一気に上抜けました。
1.18台前半まで上昇しています。

USDJPYは、暴落相場となりました。
月~水も軟調でズルズルと下がっていましたが、木曜夜のCPIで146円台半ばから一気に急落が始まり、よく金曜日も続落して、週終値は138円台半ば。
CPI後の下落幅はなんと800pips以上。
いわゆるナイヤガラ相場になりました。
日足一目均衡表の雲の下限で止まった形になりましたが、今週さらに続落して行くのか注目です。



【ナイヤガラも青天井も相場のうち】

突発的な急騰急落が起きて思わぬ損失を出したりすると、相場に対して腹を立てる人がいます。
「損をしたのはこのとんでもない相場のせいだ!」
と言いたいのだと思います。

損をして悔しいのは誰しも同じですが、それが誰のせいかというと、それはたいてい自分のせいです。

なぜなら、そもそも相場というものは急騰急落が起きるものだからです。
しょっちゅう起きる訳ではありませんが、そんなに珍しい事でもありません。

ですから、相場で取引をする以上は、予期せぬ急騰急落が起きるものだと思ってしなければいけません。
それを想定内にしておく必要があるということです。



相場を動かす力は、当然巨額の資金を持っている機関投資家らが強い力を持っていますので、彼らが一気に同じ方向に動けば急騰急落が起きるでしょう。

だからと言って、自分が損をしたのはその人たちのせいなのでしょうか?

勝っている個人投資家は、人のせいにはしません。
人のせいにしていても意味がないからです。

このちっぽけな「私」が、世界の機関投資家の動きをコントロールすることなど出来ないのですから、彼らに文句を言っても始まらないし、彼らのせいにしても何の解決にもなりません。
あなたが巨額の資金でトレードしているなら別ですが、そうでないなら相場はそもそも自分の力でどうこうできるものではないですよね?



ですから、自分が相場に合わせていくしかありません。
予期せぬ急騰急落が起きても、その相場で資金を守りながら利益を上げられるかどうかが”相場”というものなのだと思います。
だから、突発的な急騰急落で損をしたとしても、それはそこで資金を守れなかった自分のせいです。

まあ、当たり前のことなんですけど、意外にそういうマインドセットが出来ていない人が多いようにも感じます。
すぐ他人のせい、相場のせいにしているうちはなかなか勝ち続けていけないんじゃないかと思います。



失敗したのなら、なぜ失敗したのか?
どうしたら次からそれを回避できるのか?
常に自分がこの相場で勝ち残って行けるように考え、努力する人は必ず勝ち組に近づいて行きます。
勝ち続けていける人は、人それぞれ行き着く手法は違っても、自分が相場に合わせていくというマインドを持っているという点では、一致しているのではないかと思います。



私の場合は、急騰急落が起きて反対方向に巻き込まれた場合でも、含み損に耐えながらそれをプラスに転換する機会を狙って利益に結び付けていきます。
はなっから反対方向に持って行かれることも、含み損を抱えることも想定内ですので、特に腹も立ちませんし、焦ることもありません。
つまり、先の動きなんてわからないものだという前提でトレードしているということです。
だからそもそも予想はしません。
「予想はよそう!」なんていうダジャレもありますが、私にはその方法が合ってました。

予想をしないということは、自分の主張はないんです。
相場が動けばそれに対応していく形です。
対応し切れなければ自分のせいですので、こういうスタイルでやっているとだんだん少しずつ工夫しながら、どんな相場の動きにも対応できるようにブラッシュアップされて行きます。 



私はこの手法でこれまで何年も勝ち続けて来ました。

この手法をこれまで公開しておりましたが、今一旦公開を休止してロジックの一部見直しをしておりますので、またリニューアルしましたらご紹介させて頂こうと思っています。

このブログの記事を遡って頂くと、ブログを書き始めた2018年10月以降の全てのトレード履歴を掲載していますので、いつも同じような感じでずっと勝てている様子がご覧いただけると思います。

またインスタグラムでは、私の日々の成績を毎日投稿しておりますので、ご興味のある方は覗いてみてください。
2020年3月からの毎日の成績がご覧いただけます。
この記事の一番下にリンクがありますので、そちらからどうぞ。




先週の米CPIで起きたUSDJPYの暴落は、あまりにも下落幅が凄まじいので、その発表だけのものではないような気がします。
ネットを見れば色々な理由付けがなされていますが、本当にそういった理由なのか、はたまた何か世界金融支配者たちのシナリオがあるのか???

ただ全体から見れば、USDJPYはかなり前から上がり過ぎていましたので、これだけ急落してもまだ少し戻したに過ぎません。
ここから再び上がって行くのか、さらなる大暴落の始まりなのか、目が離せませんね。
今週も注意してトレードして行きましょう! 




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