地震による大停電から3週間が経過。現在は何事もなく普通に暮らしている。(TDRへ旅行に行っておきながら今更何を言っているのか…←自虐)
今回の大停電の一件で、この頃の話題は「防災グッズ」や「災時に備える」話が多くなった。意外に使えなかった物の話として多かったのが「手回しラジオ」「明るいうちに用事を済ませようとバタバタしているのにラジオを回してる暇なんてない!」「ちょっと回してもすぐに充電が無くなる!」「ツマミがまわしにくい!」「ツマミが折れた!」など散々な意見が多かった他には①「最新式のタンクのないトイレはダメ!」→断水になっていないのに水が流れない!結局はバケツ流し…最悪だった…②「オール電化住宅は不安」→家をリフォームしたときに「年を取るとガスの消し忘れがあるから怖いですよ」と業者に勧められてオール電化にしたけど、まさかまさかの大停電…。簡易カセットコンロはあるけど、いつガスが切れるかと思うと冷や冷やした…。③ラジカセ式ラジオいつもは電源で視聴。いざ電池でとなると単2が6個!買い置きなし、店は売り切れ…最悪…④スマホスマホでラジオだったが充電がすぐになくなる。車で充電といえば今度はガソリンの残量が気になる。充電ケーブルはどこだ??他のことで大騒ぎしてんのに手間が掛かってしょうがない!⑤冷蔵庫が開かない!車庫のシャッターが開かない!様々色々な意見が出ました結論、「新しい物ほど使えない」 「多機能なものほど使えない」 「あって便利は無くてよし」日頃から準備万端の備えがあればいいけど、怏々として災害は突然だから…。「すぐ使えてシンプル機能」が基本なのかな~と思った。今後意識的に備えるものとしては「乾電池」「ガスボンベ」「単3、単4の電池式小さいラジオ」「大きめのポータブルストーブ」という意見が多かった。何にしても今回の「大停電」を経験し、日常の会話にも「備え」の話が頻繁に出るようになり、「この辺りは災害は少ないから~~」なんて悠長なことを言っていた私達には良い「意識改革」になったのでないかと思う今日この頃ですちなみに我が町でも話題の「BBQ」率は高かったように思う「明るいうちにやっちまえ!」的な感じで昼間から「焼き」の匂いどこからともなくしていたし、「水が出なくてもビールはある!」とばかりに停電話をつまみに笑い声も聞こえてきていた。何なんだろう…この災害時の妙な高揚感は…豪雪地帯で冬の厳しさを知っている人間にとって夏の終わりの2日間の停電は「キャンプの延長」くらいの感じだったのかもしれない。いい意味で「呑気」なのか「大らか」なのか…。恐るべし!北海道魂だ…