■監督 キム・ヨンファ
ソル・ギョング
ド・ギョンス
キム・ヒエ
チョ・ハンチョル
パク・ビョンウン
チェ・ビョンモ
キム・レウォン
ホン・スンヒ
イ・ソンミン
イ・イギョン
月面の有人探査実現をめざし
3人のクルーを乗せて
宇宙へ飛び立った
ロケットウリ号
月周回軌道への進入直前に
太陽風の影響を受け
通信トラブルが発生
修理を行うために船外に出た
クルー2人が命を落とし
さらに地球との通信も
途絶えてしまう。
ただ一人残された
新人宇宙飛行士ソヌを
救出するため、
5年前の有人探査機爆発事故の
責任をとって組織を去った
ジェグクが宇宙センターに
呼び戻される。
仲間の遺志を継ぎ
月面着陸を成功させるが
NASAの月周回宇宙ステーションが
近づくまでのリミットは
48時間
地上では僅かな可能性に懸けて
スタッフが奔走するなか
ソヌは無事に帰還することができるのか……
リアリティにこだわった映像が精巧で
作り物めいたところがなく
実際に月面に行ったような
錯覚に圧倒されます。
先輩、そして韓国民全体の
切実な希望を一身に背負い
宇宙にひとり残されたソヌを演じる
ド・ギョンスがものすごくいい
機体を運転することもできず
そのプレッシャーは計りしれないが
自分がすべきことに集中し
不安と絶望に
押しつぶされそうな状況でも
先輩クルーの死を無駄にしない決意
任務をやりきろうという
真摯な思いがこころを動かします。
ド・ギョンスをはじめ
脇を固める俳優陣の説得力ある
演技が素晴らしい
登場シーンは多くなくても
それぞれの個性に合った
印象深い演技で
“適材適所”とは
こういうことをいうんだなと
実感しました。
キム・レウォンの
出演シーンをもうちょっと
増やして欲しかったけど。
残念だったのが
ソル・ギョング。
ストーリーの中心的な役割で
(主人公だと思っていた)
もっと絡んでくるものと期待したのに
意外とあっさり。
5年前の事故の原因
&
パートナーを自殺に
追い込んだ(かもしれない)
彼の最終ジャッジが
さらっと流され
この辺りの描き方が違っていたら
印象が変わったかもしれません
個人的な感想ですが
5年前より現在進行形の方が
若々しくカッコいい
文句なくイケオジです
韓流ドラマの
クオリティの高さには
驚かされていますが
こんな映画をつくってくるとは
脚本、演出、キャスティングetc
韓国のエンタメ系クリエイティブの
技術力・制作力の高さはスゴイっ
日本はまだまだだと・・・
と2分の1