フランス語で
“お皿に盛りつけたデザート”を
意味する“アシェットデセール”
長く受け継がれてきた
フランスの伝統を大切に
日本の四季・季節感を取りいれた
アシェットデセール専門店
『relevé dessert ルルベ デセール東麻布』さん
渡仏経験が、アシェットデセールの
面白さに目覚めたきっかけになったという
オーナーシェフの宇野澤 惟さん
オープン間もないころに1度お伺いし
焼きたてのミルフィーユのおいしさに
感動したことを思い出しつつ再訪してきました。
カウンターでいただく
作り立てのデセールの魅力は
なんといっても
「香り、見た目の美しさ、食感、味わい」
その瞬間にしか味わえない
フレッシュさ＆ライブ感
マンゴーやメロンなど旬のフルーツをメインに
山葵や紫蘇、パクチーといった食材を合わせ
フルーツ系２種とチョコレート系１種の
常時３種類を用意。
プレデザートは
スイカのグラニテ
ラブリーでフェミニンな
ビジュアルに魅せられつつ
ひと匙口に入れた
ひんやりシャリシャリなグラニテは
暑い夏にかぶりついたスイカの味と
果汁のみずみずしさそのまま
ちょっぴり塩味を感じるグラニテを
食べ進めていくと
梅ジャム、梅ジュレが顔を出し
一気にお洒落デザートに早代わり
シソの花の香りが心地よい余韻になって
クールダウンさせてくれます。
続いてメインデザート
風香る新茶
新茶、ホワイトチョコレート、わさびを用いて
お皿の左側はデザート
右にお茶をイメージして
構成されたデザート
屋久島産「さえみどり」の
早生品種を使ったアイスは
エアリーなくちどけで
儚く消えていきながら
新茶の若々しい香り
わさびの香り・風味が
初夏の風のようにさわやかに訪れます。
抹茶クリーム、ホワイトチョコレート
フランス風に少し硬めに炊いて
粒羊羹風に仕立てた小豆を重ねたスイーツは
クリーミーで上質な軽やかさがあり
素材を引き立てるほのかなあまさと
苦みのバランスが俊逸。
こんなに繊細なお茶スイーツははじめて。
宇野澤シェフの技とセンスが光る一皿でした。
バージョンを変えてレギュラー化してほしい。
デザートに合わせたのは
新茶のさえみどり
渋みが少なく
旨み、甘みが感じられる
まろやかなお茶
エキゾチックでさっぱりとしたデザート
夏の宵 エキゾチック
ハーブや山椒でコンポートした
ピーチパインにとろける宮崎マンゴー
酸味の効いたライムをプラスし
パッションのソースを。
“もう少しパクチー感があってもよかった”と
パクチーLuve
な宇野澤シェフ
ホワイトデー限定で
展開されたショコラサブレ
ほろほろでサクっとした歯ざわり
スモーキーなチョコレートと
塩気の調和が絶妙
このクッキーを求めるお客様の声も多く
近い将来、定番化
されるかも
しれないとのことです。
おしまいのミニャルディーズ
焼きたてマドレーヌ
外側はさっくりカリッとしているのに
なかはふ～んわり
うっとりするほどなめらかで
とても焼き菓子とは思えない
シルキーな口どけでした
女子会ノリなスイーツトークも盛り上がり
前回来店したときとほとんど印象が変わらず
とっても気さくでフレンドリーな宇野澤シェフ
来月はとうもろこしをつかったデセールが
登場する予定ということで
こちらも気になります
relevé dessert（ルルベ デセール）
https://www.instagram.com/releve_dessert
港区東麻布2-31-5
