不定期に開催される6席のみの
完全予約制デザートコース
山﨑隆光シェフが
素材となる食材から受けた
インスピレーションを
自由に、情熱的に
手際よく目の前で仕上げていく―――。
ひとつのデザートが
完成していく行程を見るのは
ライブ感にあふれていて
カウンター越しのシェフの手元に
皆の視線が集中
One time One meeting
そしてなんといっても
一番おいしい瞬間を逃さずキャッチし
シェフとゲストの一体感が味わえる
スペシャルなひとときを楽しんできました
今回は滋賀初のオリジナル品種苺
みおしずくを使ったコース。
香り高く適度な酸味のある『かおり野』を母
強い甘みで酸味の少ない『章姫』を父に持ち
新たな魅力を秘めた苺として誕生。
最大の魅力はなんといってもほどよい酸味と
さわやかさが際立つ甘みのバランス。
清々しくフローラルを思わせる香りや
“スカーレットレッド”とも称される
やや黄味がかった輝く色が特徴です。
★Pre1
苺 タラバガニ
キャビア/タピオカ/ライム
タラバガニにハラペーニョ、オニオン
パクチーを使った苺のサルサスースをかけて
タピオカチップをトッピング。
ふっくらとして旨味が詰まったカニと
ピりっとパンチの効いた苺のソースが
めちゃくちゃ合う
スタートにふさわしい一品でした。
苦手なパクチーも
このソースの使い方なら食べられます。
カニと苺との相性がいいなんて
意外な発見です。
ペアリング
ノンアルコールのシャンパン
弾ける泡と日向夏ゼリーの
爽やかな余韻が続きます。
★Pre2
ショートケーキ/sare
海老/ブッラータチーズ/バジル
またしても山﨑シェフにやられたのが
ふつーのショートケーキにしか
見えないのに
なんと塩味のショートケーキ。
しっとりスポンジの間には
苺のスライスとボタン海老のタルタル
ブッラータチーズの塩気と
ガーリックがほんのり効いています。
★Soup
ストロベリーフローズンマルガリータ🍸
テキーラジェラート/生ショコラ/砂漠塩
ピンク・レディを思わせる
ラブリーな色彩とエレガントな品格
フレッシュなみおしずくのコンフィチュールと
なめらかショコラのマリアージュが楽しい
デザートカクテル(もちろんノンアル)
“砂漠の白いダイヤ”
ともいわれる
エジプト産のお塩は
どうやら昔の海水が結晶化してできた層から
つくられているようです。
★Bake
帆立と苺のミルフィーユ
オランテーズソース/赤ワインチュイル/タスマニアブラックペッパー
インカのめざめのハッシュドポテトと
ねっとりと甘~いレアな帆立の
異なる食感のハーモニーが絶妙〜
ほのかなレモンの酸味が心地よいオランテーズソース
シーフードと苺の組み合わせは断然アリです。
お家でもマネしてみおよぉーっと。
ペアリング
サングリアプラン
南国気分が味わえるサングリア。
レモン、ブラッドオレンジ、パインの果実感が
★Cake
どら焼き
北海道小豆/発酵バター/マスカルポーネ
生地におしょうゆを隠し味に用い
ふっくらと豆感が残るように炊いた小豆
マイルドなマスカルポーネクリーム
果実まんまの苺のソースが調和していて
和とにエキゾチックが融合したスイーツ
あずきとバターの安定した美味しさ
お好みでマルカルポーネを合わせていただきます。
★Sel
お豆腐のラザーニャ
シーザーサラダ
クルトン/ベーコン/レタス/温玉
これだけで立派なランチメニュー
湯葉豆腐を使ったベシャメルソースは
クリーミーでマイルド
お肉がゴロゴロ入っているのに
ちっとも重くなく
見た目に反してヘルシー
チリペッパーがちょっぴりスパイシーな
アクセントになっています。
ラザニアに合うからと
おまけにつけてくださったシーザーサラダ
(サービス精神旺盛すぎます)
シルキーでサクッとしたクルトン
大きめにカットしたベーコンも相まって
とっても食べごたえがあります。
いよいよGran dessertへ。
★Gran dessert
竹取物語
ロゼワインソルベ/スプリングロール/抹茶テリーヌ
華々しいスモークの演出とともに現れた
どこかで見たことがある竹筒のなかには
苺、ワインのソルベ、丹波の黒豆
仕上げに🌸漂う
しゅわしゅわな泡をあしらい
春らしさを添えた和洋折衷デザート
季節を先取りする筍に
モッツァレラチーズ、生ハムを
巻き込んだスプリングロール
デザートのようなお料理のようなプレートです。
ペアリング
桜茶
ふわっとしたやわらかなあまさに
ちょっぴり塩気
いつも飲む桜茶よりもまろやかで
お上品な味わい。
グラスのなかに
可憐に舞う桜の花びら
日本情緒が込められていて
ほっと心を和ませてくれます。
★Migg
デニッシュ5種
・クリームチーズとブラッドオレンジ
・シナモンアップルwithキャラメル
・みおしずくとカスタード
・抹茶と黒豆
・ティラミス
歓声と“どこがミニャルディーズ?”という
突っ込みが入りまくりの〆の小菓子。
当然食べ切れなかったので
丁寧に包んでいただき
おみやげとしてお持ち帰りしました。
デニッシュ生地はしんなりしていましたが
生地自体のおいしさは言うまでもなく
フィリング?トッピング??
それぞれ趣向が凝らされ
とてもおいしかったです。
奥ゆかしいシェフは
いつも謙遜していますが
このままパン屋さんを
開けるんじゃないかという
ジゲチ本当にすごすぎます。
最近はやつれているようにも
お見受けしていたシェフが
元気いっぱい楽しんでやっている感が伝わってきて
オーディエンスとともにノリノリ
どこまでも太っ腹な山﨑シェフと
スタッフの皆さんに感謝するとともに
おいしさと楽しさに満たされた
あっという間の2時間でした
ありがとうございます
シンガポール・シーフード・リパブリック東京
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