川と山に囲まれた
豊かな田園風景のなかに
居を構える
『江口だんご』さん
おいしいものが大好きで
食いしん坊な義妹ののりこさんが
こちらのカフェを絶賛していたので
1度お伺いしたいなぁ~と
思っていたらチャンス到来
カーナビ先生に導かれるまま
やってきましたが
長岡市街からどんどん離れるにつれ
おだんご屋さんがありそうな気配はがなく
一抹の不安がよぎった、そのとき
視界に飛び込んできた
ビックサイズのおだんごのオブジェ
「日本昔ばなし」の
舞台にもなりそうな
さえぎるもののない壮大な
1,500坪の敷地
目にやさしいグリーンの
グラデにこころとからだが
浄化されていくような・・・。
蔵構えの長屋門の奥には
江戸時代から続く
古民家をリノベした
店舗が設置されています。
四代目店主がが修行時代に出会った
古民家に惚れこみ
三代目と
“江口だんごのおもてなしの場をつくる”と
復活させたとのこと。
雪の重さにも耐え抜いてきた
歴史を感じさせる佇まい
太秦の映画村か忍者屋敷か
シっブ~い店構え
古い竈で火を焚きお餅を蒸したり
おだんごをつくっている様子を
覗くことができます。
1階は笹だんごやむかしながらのぼたもち
お醤油のお赤飯、だんご屋のプリンなどが
販売され
2階の喫茶ではさまざまな甘味がいただけます。
以前はお料理も提供されていたそうですが
現在は甘味のみ。
本店で一番人気
あん・抹茶・ごま・お醤油・のり と
一度に5種類が楽しめる
五色だんご お抹茶セットをいただきます。
米どころ新潟産のもち米を使用した
つきたてのおだんごが
おいしくないわけがなく
弾力のあるおだんごに絡んだ
それぞれのあん(たれ)が
実直なおいしさで
ほのかなお抹茶の苦みとも
よく合っています
甲乙つけがたいけれど
あえてお気に入りを選ぶなら
ごまと海苔、
一皿で甘い系としょっぱい系が
いただけるのもいいですね。
お茶の先生自ら
休む間もなく
お抹茶を点ててくださいます。
お菓子との相性を考えてか
お抹茶というよりも
煎茶に近い
主張しすぎないおだやかなお味です。
ほうじ茶にほっこり
お茶碗も素敵っ
敷地には蔵造りのカフェ
『雪甘月』さんが併設されていて
ロールケーキやシュークリームなど
おかあさん手づくりの
洋菓子が愉しめます。
伝統を守り続けるため
材料の米・ヨモギ・小豆だけでなく
石臼・杵つき・後蒸しといった
昔ながらの製法にもこだわってきた
笹だんご
通常バージョンのほかにも
幻米「里宮大正餅」と
希少な山古志よもぎをつかい
お化粧ボックスに入った
プレミア感満載の笹だんごがあり
(予約しないといけないみたいです)
こちらも気になります。
そして
写真を撮り忘れましたが
ごまプリンのおいしさにびっくり
硬めのプリンが好きな方には
おススメできませんが
まるでクリームのような
超~絶ななめらかさで
とろとろ具合と絶妙なごまの風味に
悶絶しちゃいます
おだんご屋さんらしく
カラメルソースの代わりにみたらしソース
あずき、ごま味もあり
全種類買ってくればよかった、と
ちょっぴり後悔
江口だんご
新潟県長岡市宮本東方町52-1
0258-47-4105