山﨑隆光シェフが目の前で
スウィーツを仕上げていく
ライブ感あふれる
シーズナルデザートコース
今回のテーマは
“氷の世界”
お客様を迎えてくれる
all stars
Pre dessert
Frozen heart
温かいスープ
冬の冷たい空気で凍えてしまった
こころとからだを温めてくれる
クリーミーでコクのあるクラムチャウダー
1品目にデザートではなく
具だくさんのスープが出てくるなんて
意表をついたメニューに
シェフのやさしさを感じます。
すりおろしたゆずと
ディルオイルのすっきりとさわやかな芳香が
和テイストをプラス。
2nd dessertIn
summer
バニラ/ホワイトチョコ/シトロンアイスパウダー
○ラフが雪だるまだったとは
はじめて知りました。
あまりにも繊細で華奢な構造のため
運ばれてくる途中
首が落っこちる大惨事もありましたが
速やかに修復され
何事もなかったかのように。
山﨑シェフ自ら雪を降らす
パフォーマンスで
体を張ってデザートを
つくってくださっている
ライブ感がひしひしと伝わってきます
ホワイトチョコのクリームみたいに
なめらか~な質感のムースに
バニラアイス、メレンゲ
ふわふわなマスカルポーネのムース
バタフライピーとレモンの
アイスパウダーの
キリっとした刺激的な酸味と
濃縮アプリコットの甘酸っぱさが
味のコントラストに。
3rd dessert
生まれてはじめて
ディープミルク/ラズベリー/ショコラ
ブルーと挑発的なレッドに
目を奪われる
ドラマティックな一皿
アールグレイのムースの
芳醇な香りと絡みつくような
濃厚なくちどけの
インパクトがたまりません。
見た目もお味もホームランバーな
みるくのジェラートが
昭和を感じさせる懐かしさを演出。
ベリーとチョコレートの
甘酸っぱさが結構強烈
フランボワーズとガトーショコラの
組み合わせはいうまでもなく
テッパンです
Sel
Love is an open door
パン職人にも負けていない
くるみとレーズンのパンも
シェフ自作の一品
“焼きたてだからおいしいんですよ”と
謙遜されていましたが
あま〜くジューシーなレーズンと
ごろっと入ったクルミの存在感が素晴らしい
パン単体で売ってくれないかしらと
思ってしまいました。
パンにサンドされているのは
スーパーフルーツトマトの北の極み
生ハム、モッツァレラ、ルッコラ
さらに
パルミジャーノレッジャーノで仕上げ。
これがおいしくないわけがなく
スープとともに
ランチメニューにしてほしい。
Gran dessert
Let it go
シードル/ラフランス/ホワイトベリー
モエの華やかな香りに
ハートがときめく
ラグジュアリーなデセール
白いちごのフレッシュな果肉の
さわやかさと
シードルのジェラート
モエ・エ・シャンドンのムース
青リンゴとラ・フランスの
フルーティーさが全体を調和させ
さっぱりとクールダウンしてくれます。
水分を吸ったカダイフの食感が絶妙でした。
ホワイトとブルーのグラデが
涼し気で美しいグラスデザート
姉妹が仲良く片寄せ合っている
ワンシーン。
正面は見せてもらえませんでした
Migg
ロリポップ
これまでの余韻を一気に変えてしまう
ポップでキュートなスイーツが登場
オレンジ香るチーズケーキを
ホワイトチョコでコーティングし
パチパチキャンティをトッピング
ルックスのかわいさと
相反し
チョコレートが硬くて
うっかりかじったくらいでは
ビクともせず。
ほんとのオオトリ??
シェフが出会ってしまった
今年(これまで??)
いちばんおいしいと思った
奈良県の古都姫
神々しいばかりのルビーの輝き
一粒が大きいので
“大味なんじゃない”と
ひねくれたことを思ってしまいましたが
最後の最後までみずみずしく
ジューシーなあまささもしっかりkeep
脱力しちゃうほどおいしかったです。
寒い冬が過ぎ去って
早く春が来てほしい。。。
そんな願いがかなったような
ちょっぴり春の訪れを感じた
デザートたちでした。
山﨑シェフ
いつも楽しませてくださって
ありがとうございます
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