出産レポート後編
さて、ようやく入院に至った11月11日am8:00
病院のベッドでしばらく待機することとなりましたが、まだまだ時間がかかるだろうという事で、旦那さんは一度自宅待機となりました🏠
5分間隔くらいの陣痛が続く中、まだまだ体を動かせる状態だったので、自分の荷物を入院する部屋に運んだり、特別に生まれたばかりの赤ちゃんがいる部屋を覗かせて頂いたりしていました
可愛すぎる
待機中はほとんど助産師さんは来なくて、ほぼ部屋に1人でした
お昼ご飯を出して頂けたのですが、メニューがカツサンド…
さすがにお腹痛い中カツサンドは食べられない
という事で、カツサンド以外を食べました
13:50 お産がなかなか進んでいないということで、強制的に破水させることに
コワ〜
先生が来て何やら作業をしてプチン…
破水しました
その後抗生物質の点滴開始
14:40頃
やはりお産が進まないとの事で、陣痛促進剤を打つことに
結局打つんですね
喘息がある人は副作用がある…というネット情報を見て心配していましたが、喘息の人も大丈夫な薬を使うと説明頂き、一安心
促進剤の進め方を何やら説明されたのですが、あんまり覚えてません
「一気に打たずに少しずつ量を増やしていきます」的な事を言っていた気がします
この時点でまだまだ動けるレベルの陣痛でした
横になっている方が辛かったので、ベッドの周りを歩いたりスクワットをして過ごしてました
強制破水をした事で、2回ほど羊水が漏れ出てしまい、床がびしゃびしゃに…
自分では止められなかった
ご迷惑をおかけしました
ナースコールで助産師さんを呼びましたが、全然嫌な顔せず、ささっと処理してくださり感謝です
夕方17時.18時頃には結構痛みが強くなってきていて、陣痛との闘いでした
それでも冷静に時計を見ながら間隔を測定…
確かこの頃1.2分間隔で、
そろそろ来るな…と身構えながら陣痛を待ち、
来た…ってなったら、時計を見て1分耐える
治ったら、ふぅ〜勝った
みたいな感じで、痛みと闘ってました
いや、本当に闘い
「どんなに痛くても1分で痛みは引くから」
と、母親学級で教えてもらってたので、
1分、1分
と思って耐えました
この時はまだ、深く吐いて〜鼻から吸う〜
という呼吸法が出来ていたので、これで耐えました
そして19時頃
とうとうキツくなってきて、それまでテレビを付けてたのですが、煩わしくなって消しました
1分の闘い…もキツくなってきて、痛みを和らげるために、気付いたら自分の腕を爪でギューっと握りしめてました
産後、腕が傷だらけで驚きました笑
そして19時半頃
本当に痛い
こんなに痛いのに、まだ旦那さんに近くにいてもらえないのか
と思い、とうとう助産師さんに聞きました。
「旦那さんはまだ来ちゃダメなんですか?」
「う〜ん、まだ進んでなくて子宮口6cmちょっとくらいなんだよね8.9cmくらいになったら呼びましょうか」
えまだそんな感じ
全然進んでないんですねぇ
あまりにもお尻が痛い
と、訴えて、テニスボールお借りしました🎾
旦那さんいないので自分で椅子に置いて押さえました
私の中では、こんなに痛い時には旦那さんが隣にいて、
旦那さんに
ボールで背中をマッサージしてもらったり、
汗を拭いてもらったり、
水飲ませてもらったり、
うちわで扇いでもらったり…
ってイメージだったんですけど…現実にはこんなに孤独な闘いだったんですね
そして20時半頃
ようやく旦那さんを呼ぶことになりました
自分で電話で呼んで…との事だったんですけど、
痛すぎてもう喋れない
必死に携帯で電話をかけ、絞り出した言葉…
「来て…」
これしか言えませんでした
そして旦那さんが来た頃には、もううつむいて何も喋れない
来てくれてありがとうも言えない
あれして欲しい、これして欲しいも言えない
空気読んで動いてもらうしかなかったです
いきみ逃し…というのがツラくて、出そうになるのを耐えるのが大変
いきみ逃しが出来なくなってきたらナースコールで呼んで…と言われ、そこから30分くらい耐えたでしょうか?
とうとう耐えられずナースコールしました。
そして21時頃、いよいよお産の準備開始
この体で分娩室みたいな部屋に移動するんだと思ってたけど、何やら助産師さんがベッドをいじって、今寝ていたベッドが分娩用のベッドに早替わりしました
ビックリ笑
ここで産むんですね笑
ここから陣痛のタイミングに合わせて、いきみ方を教えてもらいました。
2回大きく吐いて、大きく吸って止めていきむ
ふー、すって、ふー、大きくすって〜いきむ
いきむ時、声出すとそっちに力がいっちゃうから声出さない
ってのを続けてたけど、全然出てこない
途中からいきむ時に旦那さんに脚をぐっと押して手伝ってもらってたけど、出てこない
出てこないから、会陰切開することに…
ここで初めて遅番の先生登場
はじめましての先生でした
会陰切開痛そう〜と思ってたけど、もはや陣痛が痛すぎて、そんなに痛くない
会陰切開しても出てこない
出てこないので吸引しましょう
嫌だー
吸引すると頭の形が悪くなるって聞いたことがあったので、吸引はしたくなかったぁ
でも出てこないから仕方ないです
そして地味に痛い
それでもべびたん出てこない
最終手段…
先生が陣痛に合わせてお腹押し始めました
痛い痛い痛い
これ、超苦しかった
いきむのに既に苦しいのに、押されて呼吸止まるかと思いました
でも出ない
そして次の陣痛…もう一度先生がお腹を押して、
22時53分
やっと出ましたーーー
出たー
一瞬時が止まりました
出た出た
30秒くらい経った頃かな?
オギャーオギャー
泣きました
産声だー
第一声…
頑張ったね〜
可愛い
可愛すぎる
一生懸命体を動かして、一生懸命泣いている姿、本当に愛おしかったです
出てきてくれてありがと
カンガルーケアをさせてもらい、
べびたんはそのまま体重測定などの処置へ…
その間旦那さんはずっとべびたんに付き添い、写真撮ったりしてくれてました
あっ、うんちしてる💩
と言ってたので、写真撮っといて
と言って撮ってもらいました
初めてのうんち、胎便と言うらしく、見逃したくなかったので
その間、ママは会陰切開の処置を受けてました。
縫うの痛かったです
出産が痛すぎて、縫うのは痛くないって人もいたけど、私は痛かった
出産の痛さと、産まれた嬉しさで放心状態ではあったけど、結構長い時間縫われてて、痛かった
いつまで処置してるのよってくらい痛くて長かった笑
そして、べびたんは、体を少し綺麗にしてもらって、初めての抱っこは旦那さんで…とバースプランで伝えてあったので、旦那さんが初抱っこ
旦那さんすごくぎこちない感じで抱っこ
べびたんも落ち着いて抱っこされてて可愛かったー
隣のお部屋で他の方が分娩中だったようで、助産師さんや先生は忙しそうで、
旦那さんがべびたんを抱っこしたまましばらくの時間ゆっくりさせてもらえました
気がつけば、べびたんが産まれてから2時間くらい3人でゆっくりさせてもらってました
そして旦那さんはここでさよなら
コロナ禍なので、旦那さんは退院の日までべびたんに会えません
さらばパパ
そしてママもべびたんと一旦お別れ
さて、ママもお部屋に移動しましょうか
って時に、ママの出血量が多かったみたいで、貧血だと思うからって事で車椅子でお部屋まで移動しました
出血量が775mlだったみたいです
確かにフラフラ〜
そして2時半くらいにやっと病室で落ち着きました
結局、
分娩時間 19時間21分
べびたんの体重 2982g
べびたんの身長 49cm
心配だった血圧も上がりすぎず、母子共に無事出産を終えました
曖昧な記憶を辿って、ダラダラとした記録になってしまいましたが、誰かの参考に…というよりは自分の思い出として残したくて書きました
ここまでお読み頂いた方がいたとしたら、お付き合い頂きありがとうございます
これからは育児の記録をゆる〜く残して行きたいと思っています
お読み頂きありがとうございます
今日も1日良い日でありますように