病棟から見る夕暮れ時のピンクの空に癒されたキラキラ


31日夕方に急に出血が始まり。





一晩明けても出血は治まる様子もなく。

かなり大きな塊もドカンッと出て来る出てくる。

朝イチ、先生の診察。
HCGは前日と変わらないものの、赤ちゃんは入院時よりすこし成長していたみたい。
でも、赤ちゃんが入っている袋は細長くなっていて。子宮口の方に下がってきているかも?と言っていた。
このまま、自然流産してくれたらいいな〜。と思いながら病棟に戻ると、すぐに、別の先生と看護師さんがやってきて
「このまま出血が続くと危険なので、医大に移って頂きます。」


まじか。

今日はエイプリルフール。
シャレになんない。笑笑


産まれて初めて救急車に乗った。

そのまま分娩室へ。
分娩台の上で、ものすごい人数の先生や看護師さんに囲まれながら内診。

このまま手術になるとのこと。

ヒメの場合、赤ちゃんが流産しかかっていて、子宮口のすぐ近くまで来ているので、吸引して赤ちゃんを取り出し、そこにバルーンを入れて頸管からの出血を抑えるという流れ。


点滴に全身麻酔の薬を入れて、少し先生と話をしてるうちに耐えられなくなって瞼がバチンっと閉じた。全然関係ない夢見てた。緊張感ゼロだな。


「はーい終わりましたよー」という先生の声で目が覚めた。
お腹痛い。
子宮がぎゅーっとなる。

思わず声に出る。

痛み止めの点滴を入れてもらうと楽になった。

当初入れる予定のバルーンは、出血が少なかったので入れず。
子宮の中にあった胎盤(残っていたらしい。だからHCG下がらなかったんだな。)も、吸引で取り出してくれたとのこと。その影響で、子宮が収縮してお腹が痛かったんだ。

分娩台の上で2時間休憩。麻酔が完全に切れていないのか、頭がフワフワしてて気持ち良くて、ずっと寝てた。

病棟に戻ってからはほとんど出血もなく。

このまま出血が増えることなく、HCGの数値が下がっていれば明日のお昼には退院出来ると言われた。
やっと、帰れる!!


翌日。
手術前11000だったHCGは3000まで下がっていた。

ヒメの妊娠生活が終わり
1週間ぶりの我が家へ。