今朝の姫ちゃんとのお話です



地元の上川神社で10年ぶりに100段の階段を

御輿を担いで上がったというニュースがありました



そう言えば…

旭川御輿の担ぎて団体の設立に

彦の叔父が関わっていた話を思い出しました




その話をすると姫ちゃんが…



えぇ~っ!そうだったのぉ!?と

驚きます



??



あれ?



この話…2回目?3回目?くらいの話だったはず??



前も話したよね?と

言葉を発しそうになるのを押さえて

「初めて」知った喜びを感じている姫ちゃんの

嬉しそうな話を


彦はうん、うんと聞いていました




一通り話が終わってから…



あれ?

彦ちゃん?

もしかして…この話以前聞いたことある?と

訪ねる姫ちゃんに



そうだね

話した事あるねと答え



また…忘れていたのかぁ…と

姫ちゃんが落ち込んでいました





気持ちにゆとりの無いときの彦なら


前も話したろ!?

覚えてないのか??と

強めの口調をぶつけてしまうのですが…



今日は敢えて穏やかに

姫ちゃんが忘れてしまうという事実を

「受け入れる」事にしました





今回の事に限らず

「初めて」知った、食べた、聞いたが

今年初めの「てんかん発作」の後から

早いペースで増えています





今朝姫ちゃんに伝えたこと



そう言えば…

彦も一度、二度クリアしたゲームや本を引っ張りだしてやったり読んだりすることあるよ



これってさ「忘れる」から楽しめる事で

全て完璧に覚えていたら…

楽しくも何ともないよね?


同じことを繰り返すだけってたまらないでしょ?



姫ちゃんは2度の脳出血で

半身麻痺になり

いろんな事が出来なくなってしまい

楽しみだって本当に少なくなってしまったね



それが「忘れる」事で

身近な事でも新しい発見のワクワクや喜びを感じる事が出来るなら

それは嬉しい事じゃない?



忘れてしまう…と負のイメージを持つのか?


新しい発見がある!と喜びのイメージをもつのか?



「幸」も「不幸」も紙一重

自分の「受け取り」方次第じゃないかな?



すると…

姫ちゃんが泣き出してしまいました



忘れる事は…「悪いこと」

そう思い

自分を責め続けていたんですね



それは彦にも原因がありました



彦は姫ちゃんに

自分と一緒にしたことや話した事を覚えておいて欲しい人で

「共有」「共感」一緒に感じたいが強い人です



それを今の不自由な姫ちゃんにも求めてしまっていたんですね



姫ちゃん…

苦しかったろうなぁ



本当に申し訳ない事をしていました




彦はかなり不完全人間なので

感情の浮き沈みもメンタル不調も多々あります



そんな不完全な自分も「受け入れて」

姫ちゃんの不完全も受け入れて



少しずつ

上手く折り合いをつけていく努力をしていこうと思います




今日もお付き合いありがとうございました