今日は1日中降る雪を除雪しながら

いろいろな事を考えていました




姫ちゃんと出会ってからの事




最初は大嫌いから始まり

少しずつ少しずつ気になる存在になり



出会って間もない頃は

お互いに違うパートナーさんいたこともあり

全く眼中になかったんだよなぁ




それがお互いに破局して

友達になり



不思議と「縁」のようなタイミングが増え

気になる人になり



この人をもっと知ってみたいと感じ

お付き合いを始め



一年後に彦は札幌のアパートを引き払い

姫ちゃんと同棲を始めました





一緒に仕事を始め

浮き沈みもありながら

一年半くらいは毎日のようによく笑っていたな




真夏の窓全開の時期に

夜に大声でバトルやって

彦がうっせーババアっ!と吐き捨ててアパートを飛び出し



姫が大声で何を言うのかと思えば…


ババアで結構!

ちゃんと「帰っておいでよ!」


こんな言葉を言われたのは始めてだった




姫も彦とは初めて男の人と「喧嘩」を出来た人だったと話してくれたな





どんな時も

自分がキツくても

必ず彦を思いやってくれる人だった




親から始まり…

いろんな人と関わり

人間不信を拗らせた人間の彦を



少しずつ

少しずつ


愛情という温かさで

彦の心の氷を姫ちゃんが溶かしてくれました





それまでは絶対許さない!

この親とは生涯仲直りをすることはないだろう!と恨んでた両親も

姫ちゃんのおかげで少しずつ受け入れる事ができて



あんなダメ親!



から…



あの両親も親から愛情を与えてもらえず

学ぶ機会もなく

それでも知らないなりに

試行錯誤して生きてきたんだな、と


両親の立場に立って

物事を見ることが出来るようになりました




それから…

不思議と両親との関係性が改善され


今では時々甘えられる親子へ戻る事ができました





愛情を知らない…

「歩の連鎖」って

子から子へと代々続いてしまうこともあるけれど



その何処かで

姫ちゃんのように

無償の愛を与えられる人が現れてくれたら…

その連鎖を立ち切る事が出来るのかもしれませんね





同棲から約3年で脳出血により半身麻痺

一度目は半年の入院期間に

先生方も驚く驚異の回復を見せ



これ…前のように戻れるんじゃ?の矢先

退院3ヶ月でまさかの脳出血が再発



それからは…前回のような回復も見込めず

姫ちゃんもまた現実を「受け入れる」という

苦難の道を歩み始めました



膠原病だけでも

受け入れるの大変だったのにね




それでも卑屈になる事なく

自分が苦しく大変な時でも

側にいる彦や周りの人達を気遣う

本当に芯から優しさをもった人なんだなぁと

感じました





姫ちゃんからもらった愛情を

彦もまた周りの人達へ還元しなきゃね




人の話をしっかり聞き

人のとらわれた辛い固定観念を壊し

その人が本当に進みたい道へ後押しをしたい



自分が10代~20代の頃に出会いたかった、と

思っていた人になりたいと

彦にもささやかな夢が出来ました



まだまだ

後押しを出来た若者は少ないけれど

これからも少しずつ続けて行きたいと思います





そして

姫ちゃんと共に

その日が来るまで

歩んでいきたいと思います



そんな事を一人振り返った時間でした




今日もお付き合いありがとうございました