言われるままに…
看護師さんに従い病室へ

病衣に着替え
売店で紙パンツを用意して
部屋でお待ちくだい、と

3階の病室から
2階の売店が遠い事…遠い事
ペンギンのようにヨチヨチ歩きで
やっとこ行ってきました


準備が出来たと思ったら
直ぐに手術です!とお迎えが来た
早っ!?

心の準備も何も無いな~

手術室と言っても
肛門科なので簡素な作り


あれ?
声をかけてくれた手術室の看護師さんは
彦の小学校からの同級生の奥さん

あらまぁー
こんな所でですか?(笑)
術台にうつ伏せで上がり
尻丸出し状態で奥さんと再会

あまり見られたい姿じゃないけれど
しょうがないよね?


痛みで意識が半分飛びそうな
朦朧とした状態で
もう恥ずかしいも何も考えられなかった

腰に局所麻酔を打たれ
点滴のルートから
意識を飛ばす麻酔を注入

お陰さまで
次に意識が戻ったら
病室のベッドの上だった

手術で切ったら痛いんだろうなぁ…と
思ってはいたけれど

麻酔が切れても
あら?少し痛いなぁ~という感じ♪

切る前が痛すぎたんだね

歯をくいしばり、呻きながら
寝返りをうっていた痛みが嘘のよう

あの我慢は何だったんだろう?と
この一週間をボーッと振り返っていた


友達に連絡をすると
直ぐに必要な物品を持って来てくれて

オペ看の奥さんも
パットの予備を持って来てくれて
いろいろアドバイスをくれた

自分が動けない時に
助けてくれる仲間がいるのは
本当にありがたい事だね


姫ちゃんの事は心配ではあるけれど

ここはまず
休んで自分を大事にしろ!という
サインなのかもね?

心身共に疲れきってたんだなぁ…と
窓から外を眺めながら
ホロリと涙が溢れた