こんばんは音譜


そろそろ年末年始のお休みの時期ですねo(^-^)o


今年は本日27日が金曜日でしたので、今日で仕事納めの方が多かったでしょうか?


私も今日で仕事納め。。。としたいところでしたが、明日打合せが入ったため、明日が仕事納めですo(^-^)o


あと1日、がんばりま~す☆



さて、連休明けの今週は、年末の慌ただしさの中、素敵ブロガーの皆様の、キラキラうっとりん&あったかほっこりん、なクリスマス記事で癒されておりました(*^o^*)


もうクリスマスから2日経ってしまいましたが、遅ればせながら、私もクリスマスの記事をアップいたします~クリスマス


今年のクリスマスは、24日にレストランでディナーを頂きましたナイフとフォーク


伺ったのは、四谷にある一軒家フレンチ「オテル・ドゥ・ミクニ 」です


オテル・ドゥ・ミクニは、日本におけるフランス料理の第一人者のお一人、三國清三シェフが1985年にオープンしたレストラン☆


以前から伺ってみたいと思っておりましたが、なかなか伺う機会がなく、今年のクリスマスに念願叶っての初訪問となりましたo(^-^)o



24日のディナーは、18時からと20時30分からの二部制で


今年のイブは平日だったので、できれば20時30分の回を予約したかったのですが


予約の電話を入れた時には20時30分の回は既に満席


18時からもあとわずかとのことだったので、18時からの回を予約致しました☆


当日はいつもよりお仕事を早めに切り上げて、18時ちょっと過ぎにミクニさんへ~~音譜





わぁ~☆とっても素敵な一軒家ですラブラブ


お店は大通りから一本入った住宅街にありまして、都心とは思えないくらい、とても静か音譜





石造りの塀には本日のメニューが輝いていましたキラキラ


門をくぐり、敷地内に足を踏み入れると、素敵なクリスマスツリーが飾られていますクリスマスツリー





後でスタッフの方に伺ったところ、こちらは本物のもみの木で、4年前から育てていらっしゃるとのこと


毎年少しずつ大きくなっていて、今年はどれくらい伸びたかなと飾るのが楽しみなのだそうですo(^-^)o



素敵なツリーを見ながら建物に近づくと、スタッフの方が扉を開けて温かく迎え入れてくださいました


メインダイニングは、席が20席ほどでしょうか


想像していたよりも、こじんまりとして、アットホームな雰囲気です音譜


華やかかつゴージャスなグランメゾンも好きですが、こういうアットホームなフレンチも好きラブラブ


入口でコートとマフラーを預けて、席に案内して頂きました(*^o^*)






かわいらしい位置皿の上には、グリーンのメニューカードに、金色のトナカイがあしらわれた深紅の薔薇が添えられていました


クリスマスらしくてとっても素敵ですラブラブ


(余談ですが、近くの席のカップルの男性が、お食事の間、この薔薇を胸ポケットに挿していたのがなんだかツボにはまってしまいました。。。)




テーブルには、リンゴなどがあしらわれた、こちらもクリスマスらしい素敵なアレンジメントがAPPLE


写真では分かりにくいですが、中央に、キャンドルの炎がゆらめいていますキャンドル


手前のシャンパーニュは、ペリエ・ジュエ・ベル・エポックシャンパン


グラスにもエミール・ガレのアネモネが描かれていて、素敵です音譜


外はとても寒かったですが、店内はとっても暖か香り


あたたかなお部屋で頂く、冷たいシャンパーニュの心地よさったらたまりませんラブラブ



さて、この日のお料理ですナイフとフォーク


まずは前菜から





「北海道 日高 襟裳沖・銀聖の軽い薫製のそのババロア詰め、たくさんのキャビアのせ」





写真、ちょっとボケていますが、「たくさんの」とわざわざ書かれているとおり、キャビアがこんもりです~☆


銀聖は、北海道の日高町や襟裳町など、日高振興局管内の海域において定置網で漁獲される天然秋鮭の名称だそうです(日高振興局の銀聖のページはこちら→


軽くスモークされた銀聖は、しっとりとして、脂ののりもほどよく、鮭の旨みたっぷり音譜


美味しい~~ラブラブ


銀聖の中は、濃厚な銀聖のババロアが詰まっています☆


銀聖が塩分控えめな分、たっぷりのキャビアの塩気が良いアクセントになって、とっても美味しい一皿でした音譜




バターはくるりんとかわいらしく音譜





温められたパンは、しっかりとした生地で美味ラブラブ



そしてお次のお料理は





「気仙沼のフカヒレとバイリング(白霊茸)のコンソメドゥブル煮込み、金粉のせ」





一番下にはリゾットが敷かれています☆


フカヒレと茸、金粉、の組み合わせで、中華料理っぽい見た目ですね


お味の方も、コンソメにちょこっと生姜の風味が感じられて、ヌーベルシノワっぽい雰囲気でした音譜


フカヒレも、もちろん美味しかったのですが、大きな白霊茸が美味しくてラブラブ


アワビタケ、とも呼ばれる白霊茸


シコシコ食感と、グリルされて一層かぐわしさを増した香りにやられました~~


一皿目もそうでしたし、この後のお料理もそうなのですが、素材その物が持っている力を生かしきる、という三國シェフの料理哲学を感じた一皿でしたo(^-^)o



そしてお魚料理です☆





「甘鯛と黒トリュフのブレゼ、軽いトリュフのバターソース和え」





甘鯛の下にはセロリのピューレが敷かれていて、周りにも柔らかいセロリが散りばめられています☆


ふんわりと蒸し煮された甘鯛&クリーミーなバターソースが美味~~音譜


セロリも美味しく、ほのかな苦味と香りがより甘鯛とバターの旨みをひきたてる感じでしたo(^-^)o



そしてメインのお肉は、鶏肉です☆





「世界一美味しいシャポンのブーダン仕立て、ニンニクと小松菜のブイヨン和え、小さなアギ茸添え」




ソースは、緑鮮やかな小松菜のソース


クリスマスらしい色使いですね☆


付け合わせは、左上に小松菜の葉を揚げたものと、根っこの部分


その下には紫芋で作られたマッシュポテト


中央にアギ茸、右上には五種のトマトのグラタンと、盛りだくさんな一皿です☆


シャポン(ブレス産の去勢鶏です)を頂くのは初めて


ブーダン仕立てとあるとおり、鶏肉のソーセージですね


シャポンは、脂がのって、柔らか~い☆


鶏の様々な部位を使っているのでしょうか、時折歯ごたえが感じられる部分もあり、いろいろな食感を楽しめて、美味しかったです音譜


シャポンの上にのっているのは、皮をカリカリに焼いたもので、こちらも美味なり☆


付け合わせもそれぞれ素材の味が生かされていて美味しかったですo(^-^)o





飲み物ですが、シャンパーニュを頂いた後は、白ワイン、ピュリニー・モンラッシェを頂きましたワイン


バターのようなコク、濃密なねっとり感ラブラブ


お魚のバターソースにも、メインのチキンにもよく合ってすごく美味しかったです音譜



お肉の後は、フロマージュです





「完熟フロマージュのサンマルセランのプールドゥー」


フランスはリヨンの南にある小さな町の名前がついたチーズ





熟成されて、とろとろですラブラブ


サンマルセラン、初めて頂きました


このとろとろ感はモンドールのようですが、モンドールよりマイルドで、クリーミーです音譜


くせがないのでどなたでも美味しくいただけるチーズかと思います(私は逆にもう少しクセがある方が好みです~~でももちろん美味しいです☆)


チーズは二人で1個、ですが、結構量があります


パンは好きなだけおかわりができますので、パンのおかわりを頂いて、しっかり完食しちゃいました(*^o^*)



そして最後に、デザートです音譜



デザートは、「三種のガトーノエル」音譜


右上のグラスから、もくもくと煙が立ち込めています~~香り


このグラスには、ドライアイスが入っていまして、デザートのお皿が目の前に置かれてから、ギャルソンさんがグラスにお水を注いでくださいました


お水を注ぐと煙がふわ~~と立ち込めて、桃の甘い香りが漂います


上の写真を撮ったときは、ドライアイスの煙が終息を迎える頃だったので、雰囲気があまり伝わらないかもですが


かわいいデザートが煙に包まれる様を見て、思わず子供のように「わぁ~~」と歓声を上げてしまいましたよ(*^o^*)


余談ですが、私がわぁ~~と喜んだとき、ややご年配のギャルソンさんがにっこり微笑んで嬉しそうだったのが何だかかわいらしかったです( ´艸`)




デザートは、お皿の真ん中に描かれたツリーを囲んで、美味しそうなスイーツが三種類☆





右のフレジェは、ナッツがアクセントになった、イチゴのケーキいちご


白いボンボンは飴細工です


左は、マンゴーのデリス☆


ホワイトチョコで作ったカップの中に、ガナッシュ、マンゴー、ショコラクッキー、ショコラクリームが4層になったもの





そして中央は、桃のシャーベットとバニラアイスクリームをぎゅうひで包んだ雪だるま音譜


メレンゲの帽子を被り、首には生クリームのマフラーを巻いています☆


かわいい~~o(^-^)o


クリスマスらしい遊び心のあるスイーツに、子供のころ、クリスマスの時期になると、母と人形やツリー、お星さまの形をしたクッキーを作ったり、思い思いにデコレーションをしたケーキを作ったりしたことを思い出し、懐かしい気持ちになりました☆


スイーツは、見た目がかわいらしいだけでなく、お味の方も、手が込んでいて、美味しかったですラブラブ


特に、マンゴーのデリスがチョコとマンゴーの組み合わせが絶妙で、美味しかった~~(≧▽≦)





食後はコーヒーを☆


コーヒーを頂きつつ、ふと、気づいたのですが、席が半分しか埋まっていません


どのテーブルも、隣のテーブルを空け、交互にお客様を入れているのです


空いているテーブルにも、予約名の書かれたカードが置いてありましたし、予約の電話をした際に、6時からの回もあとわずかと仰っていましたので、予約が入らなかったために空いているわけではないと思います


そのとき、ハッと、二部制と行っても、席を2回転させるのではなく、ディナーの開始時間を半分ずつ分けているだけなのだと気づきました


おそらく、一度に席を全部埋めてしまっては、満足なサービスができないとの配慮からでしょう


クリスマスに二部制をとっているレストランの多くは、席を全部埋めて、2回転させていると思います


かき入れ時のクリスマスに、席をわざと空けておくってなかなかできないことですよね


これまでクリスマスに訪問したお店では、クリスマスで混んでいるからサービスが多少おろそかになるのは仕方ない、と少々残念な気持ちになったこともあったのですが、

オテルドゥミクニでは、そのような気分になることはなく、付かず離れずの安定感のあるサービスで、最後まで気持ちよく過ごさせていただきましたo(^-^)o


帰るときもお見送りいただき、帰り際、私が美しいツリーを撮ろうと携帯を取り出してモゾモゾしていると(笑)


スタッフの方が、お二人での写真をお撮りしましょうか?と声をかけてくださったり( ´艸`)


帰宅してから、このブログを書くにあたり、三國シェフのことを検索してみましたら、三國シェフは若くして料理の世界に入り、とても努力をなさった方なんですね


三國シェフの真摯な姿勢がうかがえる美味しいお料理も、こじんまりとしたあたたかい雰囲気も、ジェントルマンなギャルソンさんも素敵で、クリスマスディナーを堪能させていただきましたo(^-^)o


期待どおりの素敵なレストランでしたので、記念日や友人とのお食事等で、また伺いたいと思います音譜



それでは、本日も、長~いブログを最後までお読みいただきありがとうございました☆


明日からお休みの方も、まだまだ働かれる方も


どうぞ素敵な年末をお過ごしくださいね音譜