こんばんは☆
いつも拝見している素敵ブロガー様たちが、おしゃれで素敵な映画記事をアップされている中で
私めの映画記事は、先週末封切られたザ・バイオレンス映画、北野武監督の「アウトレイジ ビヨンド」でございます。。。
北野武さんの作品はこれまで「座頭市」しか見たことがなくて
アウトレイジビヨンドの前作となるアウトレイジも、2年前に公開されたときは見ていなかったんです
今回、同僚から、アウトレイジがとにかく面白かったから、ビヨンドを見に行こうと誘われ
だったら前作も見ておいた方がいいよね?ということでアウトレイジのDVDを見たら。。。
え・・・?ナニコレ?
めっちゃ面白いではありませんか!(≧▽≦)
アウトレイジは、一言で言えばヤクザ間の抗争を描いたバイオレンス映画なのですが
裏切り裏切りの連続で、ジェットコースターにのっているかのようなスピーディーな展開☆
ちゃんと笑いどころもあって
登場人物みなさんがそれぞれ魅力的
渋いオジサマたちはもちろん、椎名桔平さんがかっこよくて、こんなにかっこいい役者さんだったっけ?ってちょっとドキドキしたり
目を覆いたくなるシーンもたくさんだし、人もたくさん死んでしまうから、合わない人は合わない映画だな~と思いますが
面白かったo(^-^)o
ということで、アウトレイジビヨンドも楽しみに出かけました
前作同様、登場人物は、強面のおじさまばかり
観客も、見事におじさまばかり(笑)
三連休の中日、公開翌日に見に行ったので、客席はほぼ満席の大人気ぶりでしたが
ま~ほとんど男性で、こんなにオジサマに囲まれて映画を観たのは「山本五十六」以来です( ´艸`)
映画は、とにかく俳優さんたちがみなさんハマってて、素晴らしい
例えば西田敏行さんなんて、外国人の方が見たら、
日頃から悪役ばかりやっていると思うんだろうな~って☆
釣りバカとか見たらどう思うんでしょう?
ネタバレになってしまうので具体的な内容には触れませんが
え、あの大物俳優さんがこんなとこでこんなにあっけなく死んじゃうの!?
とか
あの俳優さん、セリフ一切なかった。。。
とか
役者さんの豪華な使われ方を楽しむもよし☆
あるいは、西田敏行さん、塩見三省さん、怖すぎ~~><
とか
若いチンピラ役の桐谷健太さんと新井浩文さん、一生懸命でかわいい
とか
ヒットマンかっこいい
とか
俳優さんの、それぞれの持ち味を楽しむもよし☆
生きてきた証である
「皺」(とにかく皺が目立つ映画です!)を楽しむもよし☆
あの人悪い人だわ~~懲らしめてやりたい!
と義憤にかられるもよし☆
こんな殺され方、絶対イヤ・・・><
とゾッとするもよし☆
もちろん、北野武監督ならではのシナリオや描写を楽しむもよし☆
今回も全く飽きさせることのない展開で、2時間があっという間でしたo(^-^)o
アウトレイジシリーズは、俳優さん達が普段と異なる役柄を楽しんで演じている感じで
見ているこちらもそのハマり感を感じて楽しくなってしまいます
インテリヤクザ役の加瀬亮さんは、今回キャンキャン吠えまくり
「それでもボクはやってない」
の主人公と同じ役者さんとは思えないです
そういえば、前作に引き続きマル暴の刑事役をしている小日向さんは、「それでも~」では加瀬さんを裁く裁判官役を演じてましたね
(余談ですが、「それでもボクはやってない」は、日本の刑事司法の抱える問題を描いた作品でおすすめです)
今回観たアウトレイジビヨンドには
『全員悪人 完結。』
『一番悪いヤツは誰か』
というキャッチコピーがついていますが
全員悪人ではないなぁと。。。
そして、一番悪いヤツは、まず間違いなくあの男でしょう!
前作のラストはやりきれなさの残るものでしたが
今回はスカッとするラストでした☆
残酷なシーンがありますので、万人におすすめできる映画ではないですが
気になっている方がいらっしゃいましたら、ぜひ前作を見てからお出かけ下さいませo(^-^)o