少し前に、三井住友信託銀行が提供する「Smart Life Designer」というアプリをインストールしました。

 

 

Money Forwardの機能を一部取り込んだ家計簿機能を持っているので、有料で使っているMoney Forward MEの代わりになるかな?って思ったけど、機能が少ないので置き換えは難しいという結論でした。

 

でも、このSmart Life Designerにはもう1つ大きな機能があり、それがライフプラン シミュレーションです。

  

 
トップページの「ライフプラン」からシミュレーションができます。

 
 
上記6項目を入力すると結果が出ます。

実際にやってみました。 
  • 家族・教育費
 
配偶者や子供の情報を入力します。子供は今後の進路を入力できます。大学の仕送りは月10万にしてみましたが、子供3人が重なるとそれだけで月30万です。。。生活費をほぼ使い切ってしまう額ですね。。。

  • 収入
 
自分と配偶者の働き始めてから辞めるまで、過去と将来の年収を入力します。とりあえず父は55歳で引退にしてみました。

  • 資産額
預金、債券、株式等に分けて入力できます。

 
預金は「Smart Life Designer」のマネーフォワードの情報が自動反映されますが、父は口座を全部入力していないので、Money Forward MEを見て手入力で合計額を調整しました。
 
 
株式・投信も同様に登録した口座情報が反映されますが、足りないので手入力をしています。また、株式・投信は今後の運用利率を3つ入れることができます。父は、5%、6%、7%を入れました。
ちなみに確定拠出年金の残高もここに含めてしまいました。

  • 支出
 
 現在の生活費を入力します。教育費と住居費は除きます。定期的な支出や一時的な支出も別途入力できます。父は旅行費用は年間で考えているので、別枠にしました。


「セカンドライフの生活費」の項でセカンドライフの年齢を設定できますが、父は55歳には引退したいのに60歳からしか選べませんでした。。。
 
  • 住宅
 
 現在の住居費と、

 
将来の住まいを3つまで入力できます。
とりあえず、今の家賃を入力しましたが、もしかするとここが大きくずれる可能性はあります。

  • 年金

 
確定拠出年金と企業年金と個人年金を入力します。国民年金・厚生年金は自動で計算されるのだと思われます。
ちなみに確定拠出年金なのに確定給付年金的な入力になっています。なので、父は確定拠出年金の情報は資産額の方に入れました。
 
  • 結果
上記6項目を入れると結果が出ます。

 
父が60歳になったときに準備しておきたいお金と、準備できるお金の予想が出てきます。準備できるお金のが大きいとまずは安心ですね。
 
 
 収入・支出と資産の推移です。株式・投信で3つの利率を入力しましたが、ここで3つの折れ線グラフになって結果が見られます。6%運用だと大丈夫ですが5%運用だと資産ゼロになってしまうようです。7%運用だと引退後も資産は増え続けるようですね。
 
6項目の情報入力はなかなか面倒でしたが、一旦入力してしまえば、微修正は割と簡単です。
今後は生活の状況が変わるたびに数値を見直して、将来を見通していきたいと思います。三井住友信託銀行はなかなか良いものを無料で開放してくれましたね。ありがたいです。


 

ちなみに、4月以降、弊ブログのアクセスランキングでは、このSmart Life Designerに関する記事のアクセス数がダントツのトップです。確かにGoogleで検索すると弊ブログが割と上位で出てきます。世の中、信託銀行を使う人って少ない気がするので、あまり情報が出回ってないのですかね。


では。