愛知県旅行の最終回でもあります。

 

父は小さい頃、(子供の父に取っては)車両の色が地味で列車本数が少ないJR沿線に住んでいたので、列車本数が多く赤い車両の名鉄(名古屋鉄道)に憧れていました。

 

そんな名鉄の中でも特に憧れていた列車がパノラマカー。運転席が2階にあり前面展望な独特なフォルムの車両で、ミュージックホーンが唸りを上げて走る様は新幹線より格好良く見えました。そんなパノラマカーの展望席には1階だけ乗ったことがあります。でも、かなり揺れて酔ってしまった記憶が。。。

 

時は流れてパノラマカーは進化し、パノラマsuperが登場しました。スマートな感じのパノラマカーと比べてパノラマsuperは車体も大きくホントに格好良く見えました。ただ、JR沿線の民だった父は名鉄に乗る機会が少なく、また、大学入学とともに愛知県を離れたので、パノラマsuperに乗ったことがありません。

 

今回の愛知県旅行では、そんな小さい頃の憧れ、パノラマsuperに乗ることができました。

 


乗車駅は名鉄名古屋駅、数分に1回のペースで列車が到着・出発していくとても忙しい駅です。今回の目的地は豊橋駅で、実はTIAD, AUTOGRAPH COLLECTIONからは金山から名鉄に乗った方が早いし安かったのですが、この忙しい名鉄名古屋駅を久々に見たくて、あえて遠回りしました。

 

出発15分くらい前に名鉄名古屋駅に到着。乗車予定の列車が来るまで何本かの電車が到着、出発していき、相変わらず忙しい駅だなと感じました。

 

 
そして、パノラマSuperで運用される特急 豊橋行きが到着しました。
 
 
列車に乗り込みました。間違えて、一般座席側に乗ってしまいました。展望座席はさらに前方にドアがあったようです。
 
 
展望座席は少し高くなっており、階段を昇った先にありました。
 

 
最前列は予約できずでした。やはり人気のようです。

 

 
今回は、2列目を予約することができました。
 

 

名古屋駅を出発しようとすると、みんなスマホやカメラを構えていました。

展望席はマニア席でした。。。


 
名鉄名古屋駅は地下にあるので、出発直後は暗い地下を進みます。地下の閉鎖空間であるところも名鉄名古屋駅の醍醐味の1つでもあると父は考えています。

 

 
地上に出ました。しばらくするとJR東海道本線とすれ違います。左の彼はデジカメも使う二刀流でした。

 

 

 

金山駅を出発してしばらく経つと、前の2人がスマホを構え始めました。この駅有名なのかな?って少し写しましたが、その後、スマホを構えた理由がわかりました。この先に豊明の車両基地があったのです。父はスマホをしまってしまったので、車両基地を写すことはできませんでした。

 

その後は、最前列の二人に動きがあると、父もスマホを取り出すことにしました。

 

 

新しい知立駅が見えてきました。知立駅と言えば、父の記憶の中では木製のホームでしたが、今はコンクリートで立体的に造られた巨大な駅になっていました。


 

 

到着したホームは2階で、この上の3階にもホームがあるようです。なんとなく京急蒲田駅に似ているような気がしました。

 

 

 
列車はさらに進み、東岡崎駅に到着。駅到着前の乙川の河原では桜まつりが一瞬見られたのですが、こちらも写真に収めることはできませんでした。。。

 

次に最前列のお二人が動いたのは、車両基地でした。調べてみると舞木検査場のようです。

 

 

 
 列車はさらに進み、どうやらJRとの線路共用区間に入っているようです。駅名標がオレンジラインのJR東海のものですよね。

 
 そしてもうすぐ豊橋です。豊橋駅はこの鉄橋があるために地上ホームになったみたいですね。

 
豊橋駅に到着しました。JRの豊橋駅の中に名鉄用の3番ホームがあるとのことです。

 
パノラマsuperは折り返し運転をしますが、展望座席は回転しないようで後ろ向きに座ることになるようです。
 

 
JRと名鉄が仲良く改札を共用していました。
 

 

ちなみに豊橋駅在来線の改札内では知立名物大あんまきを購入できます。

 

 

このあと、新幹線「ひかり」で新横浜経由で東京に帰りました。


初めてのパノラマsuperの展望座席は名前通り見事な眺望でした。父と同じように、1回乗ってみたかったとお父さんが発言している親子もいたりと、前面展望な電車はやはり特別感があるなって思いました。




首都圏で前面展望車両と言えば、小田急ロマンスカーですが、和が家ではロマンスカーGSEの展望車に乗ったことがあります。こちらの乗車も楽しかったです。


2024春 愛知県旅行とパノラマsuper乗車記はおしまい。