会社の仲間と飲み会2件目
20時、予約せずに飛び込みで13人の席はなかなか見つからない
すし居酒屋の店頭
外飲み立ち飲みでいこう

ずらりと並んだハイボールが美しい

この日数回目の乾杯
グラスを持つ指がかじかむ

鯵のフライ
サックサクで身はふんわり
鯵のお顔もこんがり揚がっている

酔っ払い達はふざけあったり
他愛もない話をしたり、説教をしたりしてそれぞれ楽しんでいる
鯵のお顔は邪険にされて皿の外に転がっている

明るいだけが取り柄です!の30代T君
右と左で二人の部長に挟まれて
ステレオで説教をされている
ステレオ説教






ステレオ説教では聴くことしかできない
合間合間に「お前分かってんのか!」
と、質問が入るので
「はい!分かってます」
と、答えるが
多分ステレオサウンドは言葉として頭には入ってきていないだろう
明るいT君も流石にシュンとしている

手前の黄色い沢庵のように

理解してもらえない説教は何の為にあるのだろうか
プレイか?

寒いのでおでん
色んな具材が一緒に寄り添って、可愛らしい

て、そこに
ちくわぶが人数分来た、13本
13人の内ちくわぶを食べたい人が何人いるというのだ
平均年齢40歳
酒を飲みながら小麦粉の塊に喜ぶ人はいるのだろうか

ちくわぶ人数分〜





でも、ウケる
そして食べる
久々に食べたがもちっとして旨い

新しい仕事上
これまでに絡まなかった色んな部署と一緒に活動している
色んな人がいてキャラがあって味がある
知れて楽しい