四月は卯月で、

卯の花の咲く季節(写真)。

 

 

本来約ひと月遅れの旧暦で言っていたことなのに、

温暖化現象にあっては旧暦イコール新暦となって、

ことわざも少し早めになったようで。

 

だから近所にあって今、

木造の塀の隙間から白い花が咲き始めて(写真)。

 

 

四月になって咲き始めて、

今じゃ溢れんばかりの満開で(写真)。

 

 

卯の花の 匂う垣根に 

 ホトトギス 早も来鳴きて〜

 〜唱歌「夏は来ぬ」〜

 

都会では忍び音は聴こえないものの、

ちょっと山野に入ればもう鳴いているのかも。

 

郷土の俳人正岡子規(まさおかしき)の句に、

「卯の花をめがけてきたか時鳥」とあり、

子規も時鳥いずれもホトトギスと読む。

 

 

     by 啐啄(そったく)童子

 

薫風をふんわりウイング身体いっぱい纏って

  虹明日に向かって晴れ歩みを続ける走る人 クローバーマルクワークス山越