知人が何やら珍しいものを持参してくれた。

紐で束ねてポリ袋に入っていたから、

椿祭りのおたやん飴かと想ったりして。

よく見たら独活(うど)で、

私が見たのは30年ぶりのこと(写真)。

 



蕗(ふき)や苦手なセロリによく似ているが、

春の山菜ながら以前は甘辛く、

七味を振ってきんぴらにして食べたことがあり、

記憶が甦った。

いろいろ調べたり話を聞いたりすると、

他に酢味噌で食べるのもいいとか。

独活といえばお笑いのウド鈴木を想いだすが、

春だからやはり山菜として。

「独活の大木柱にゃならぬ」なんてことわざがあるが、

少なくても箸休めにはなるから、

あまり揶揄(やゆ)しないほうがいい。
 

 

     by 啐啄(そったく)童子

 

穏やかな日差し太陽に照らされて

キラキラいまキラキラを大切に今日も生きるクローバーマルクワークス山越