暖房機器を点けていても芯から寒いときがあって、

そんなときは身体全体が暖まることが必要かと。

とろみのある何か飲んでみようか。

水屋(食器棚)から、

「まろやかクリーミー」とのキャッチコピーのつぶコーンの箱(写真)を取り出し、

一袋をカップに入れてジャーポットの熱湯を投入するがごとく、

注ぎ入れて。

 



粉末が溶け残らないように、

スプーンでしっかりかき混ぜて。

熱湯に浮かび上がってきたのは名前が示すとおり、

つぶつぶのコーン。

いかにも香ばしい匂いがして、

とろみがあるからなかなか冷めなくて。

フーフー息を吹きかけ、

まろやかなクリーミーをしっかり味わって。

お腹が温もってきた。

指先も額も。

そして甘い香りが部屋中に立ち込めて、

どうやら暖かくなってきたようで。

 

 

       by 啐啄(そったく)童子

 

穏やかな日差し太陽に照らされて

キラキラいまキラキラを大切に今日も生きるクローバーマルクワークス山越