ウバユリは乳母百合ですか、

それとも姥(うば)百合ですか。

ふと疑問に思ったので調べてみました。

姥とは年とった女・おうな・老女・老婆のこと。

そしてその名前の由来は、

花が満開になる頃には葉が枯れてくるから、

歯(葉)のない「姥」にたとえて名づけられたとか。

数ある種類のユリの中でも、

ニワトコユリほどの白さはなく、

薄黄色い花の咲くこのウバユリ(写真)は名前に反して丈夫で、

元気な花なのに。

 

 



花(鼻)より葉(歯)が先に出ている人を揶揄(やゆ)して、

ヤマザクラと呼ぶようなもんでしょうか。

ただ里山に繁茂したウバユリは台風の雨・風に晒されて、

それでもひっそり耐えて咲いているのです。
 

 

      by 啐啄(そったく)童子

 

穏やかな日差し太陽に照らされて

キラキラいまキラキラを大切に今日も生きるクローバーマルクワークス山越