あれはたしか冬の寒い頃だった。

春まだ遠い高原の町で見かけた油茶の花(写真)。

 



農家の前の一角にひとかたまりに植えられていて、

その白い花が印象的だったので調べてみたら油茶の花(写真)だと。

 



初めての花だから、

それがずっと頭の片隅にあって。

そして今回見たのは油茶の実(写真)だって。


別名を「アブラツバキ」と呼ばれ、

ツバキの仲間だからツバキ油がたくさんとれるんだってね。

昨今ではただ庭木にしたり生垣にして楽しまれる花木で、

白い花がやさしくて。

そしてその花の後に、

こうしてイチジクくらいの実が生って。

かぶりついてみようかなんて、

そんな無茶な。
 

 

      by 啐啄(そったく)童子

 

穏やかな日差し太陽に照らされて

キラキラいまキラキラを大切に今日も生きるクローバーマルクワークス山越